大きい字で文字間も広く、薄くあっという間に読み終えてしまう様な本。しかし全120ページを3章に分け、各章毎に沢山の小見出しが付いていて分かり易く、著者の博学さを感じ取れる様な例え話や、クライアントの例も記載され、頁数の割には分かり易い内容と言える。外国人のチャネラーやスピリチュアルリーダー達が書く本の様な細かいワークや理論は無いものの、付属の、チャネリングの為の脳のアルファ波誘導用のCDがそれを補っている様に思う。著者はチャネリングとは決して特別な能力を有する一部の人間の技能ではなく、皆チューニングを合わせるトレーニングを積めば出来るとしており、そこに焦点を当てて絞って書いているから簡潔で分かり易いのだろう。著者の阪神淡路大震災でのチャネリング体験も凄い。チャネリングが出来る様になってもそれに従って行動するか否かが問われてくるともある。この本を読むと自分にも出来るかも知れないと安易に思えてくる。余りにもあっさりと書かれているが、巻末の著者のプロフィールを見ると、日本ヒプノセラピスト協会やレイキ協会他幾つもの協会の代表だったり、全米催眠療法協会認定上級セラピストだったりと驚く様な肩書きが並んでいるのでびっくりする。
CDの声はゆったりとして聞きやすいが、なんと言うのかやや緊張されているのか、それとも標準語を意識しての事からなのか、文末の言葉の「して下さいね〜」と言う処が変で「して下さい」で切ってくれればいいのに、と思わずにはいられなかった。聞いていてそこに引っかかってしまい、思わずおかしくなってしまい、そこに捕らわれてしまってアルファ波へ到達する前にナレーションに馴染むトレーニングの必要性を個人的に感じた。