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セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 (角川文庫ソフィア)
 
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セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 (角川文庫ソフィア) (文庫)

ハインリヒ ハラー (著), Heinrich Harrer (原著), 福田 宏年 (翻訳)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

インドで捕虜となったオーストリアの登山家は、収容所を脱走し、過酷な旅の果てにチベット高原の禁断の都に漂着する。若き日のダライ・ラマの個人教師をつとめた登山家が綴った山岳紀行文学の金字塔。


内容(「BOOK」データベースより)

インドで戦争捕虜となったオーストリアの登山家は、収容所を脱走し、想像を絶する過酷な旅のはてに、世界の屋根チベット高原の禁断の都に漂着する。「私は、これほど素朴な信仰心を持つチベット人にはいつも深い羨望の念を覚えた。私自身は生涯を通じて宗教を求めながらついに得られなかったからである。私は、浮世の出来事によって疑惑に陥って右往左往することなく、それを平静に眺めることを、この国で学んだ」。若き日のダライ・ラマの個人教師をつとめた登山家が綴った山岳紀行文学の金字塔。

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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 チベットに興味がある人は一番最初に読むべき, 2002/8/25
By カスタマー
映画化された・・というと少々ミーハー的なイメージがあるかもしれませんが、この原作はまったくそのようなことはなく、きちんと、しっかりとした内容で、50数年前の平穏な頃のチベットについて書かれています。

紀行文学という部類にはいるようですが、チベットの風土や土地や生活について知る風土誌としても、チベットが一国であった頃の様子を知る歴史書としても、ダライ・ラマの若き頃の伝記としても、またチベット仏教について知る仏教書としても、すばらしい一冊だと思います。

最近はチベットについての紀行文も多く出ていますが、その大半は著者の自慢話や自己満足に終わっているものが多く、冷静な目で落ち着いてチベットを語っているものが少ないと思いますので、この本は大変貴重な一冊だと思います。

ただし、現在のチベットは、この本に書かれているような独立した国ではありません。この著者ハインリヒ・ハラーが再度、チベットに赴くことができたら、現在のチベットをすばらしい文章で私たちに伝えてくれることでしょう・・それが出来ないと思われるのが残念です。

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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 映画原作, 2002/1/29
By romarin - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を観て、人生観が変わるというと
言い過ぎかもしれないがとにかく(いい意味で)衝撃をうけ、本当に感動した
私はこの本を求めました。
注意して欲しいことは、これは映画のノベライズ作品ではなく、原作本であ
って、映画はこの本をベースにしているに過ぎないということです。

しかし、私たちにとってそうそう馴染みのないチベットの文化について知る
一助ともなるでしょう。淡々と綴られています。

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15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 5★文筆家顔負け登山家が遭遇した歴史的場面, 2005/3/1
 正直この作品に会うまで、チベットとモンゴルの区別がつかなかった。
世界の屋根・陸の孤島・禁断の秘境いろいろな冠を持つ国だが。読み終え
僕の中でハッキリとチベットが顔を持った。

 本書の前半は登山家ハラーの捕虜収容所脱獄からチベットへの密入国という
いっけん暗く辛い紀行ドキュメントが延々続くが、意外と楽しんで読めた。
なぜなら収容所仲間との助けあい、旅路で出会う親切な遊牧民・隊商、大自然
チベットの動物たちが、物語を彩るからだ。
 後半は冒険家の成功物語と一方で中国共産化の波が描かれる。西欧人ハラー
がアジア的な慎ましさを会得し、チベットの食客から若き法皇の教師にまで
登り詰めるドラマは感動を呼ぶし。紀行浪漫としても、遊牧民の風俗誌
(兄弟で妻を共有する一妻多夫には驚いた)や。歴史実話としても幅広く楽しめる。
今は亡き秘境を西欧人の目から紹介する記録としても貴重だが。

 僕は登山家ハラーの自然との格闘が一番記憶に残ってる。渡河や吊橋で
なかなか言う事を聞かない荷役ロバや牛との格闘や。-30℃のキャンプ生活で
愛犬と肌を寄合う場面などは感極まる。 
 しかし読み進むにつれ僕は、鎖国の江戸時代と重なり祖国日本の歴史・政治状況を考えずにはいられなかった。我々はイチ早く脱亜入欧を果たしたが、それで楽観できるだろうか。単一民族の我々には、ここで描かれたリスクを体感できない。言葉の通じない組織化された盗賊団に、身を守る武器もなく囲まれた経験や。中国・インドといった貧富・階級差の激しい強国と同じ境界を共有する重圧。これらを想像できる日本人は非常に少ない。この本を読んで改めて非武装中立という美辞麗句がいかに寝言だったかは、辛うじて想像できた。
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5つ星のうち 5.0 ブラッド・ピットだけを見るのではなくチベットについて学んで欲しい
同じタイトルでブラッド・ピット主演で映画化されました。彼が出ているからという理由で映画を見たり、本を買うのは別にいいと思います。でもせっかく日本ではあまりなじみ... 続きを読む
投稿日: 2001/6/5

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