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37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
キャッチーなタイトル、期待していただけに残念,
By 北条実時 (日本国鎌倉) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書) (新書)
格差問題を扱った書籍はたくさんあるが、経済的な側面だけでなく、ついに人間として根源的な欲求である「性」の世界にまで格差が及んできた、という、興味深い本。取り上げられたテーマは非常に興味をそそられる。着眼点は素晴らしい。 しかし、あれもこれもと欲張って書いてあるため、各論の掘り下げが足りない気がする。総じて「AERA」よりは読みごたえはあるが、一冊の書籍としてまとめるには、ちょっと・・。というところ。 いくつか、もう少し突っ込んでほしい論点はあったのだが、表面的な記述で終わり、残念である。 たとえば、 「ワーキングプアは所得が低くて異性にもてずセックスレス、高所得層も仕事に追われてセックスレス」 「できちゃった婚によって格差が世代連鎖する」 「平均セックス回数が多いフランスでは出生率も回復、そこには事実婚カップルから生まれた子どもも積極的に支援する体制がある」 「今後日本では”血縁”によらない家族が生まれてくる可能性も」 これらは、それぞれが一冊の本にまとめられても良いくらいのテーマなのだが、本書ではさらりと触れられるだけで、どんどんと先へ進んでゆき、読み終わってから振り返ると消化不良の印象を感じる。 着眼点はとても良いので、著者には今後ともこの視点での調査研究、そして新著執筆を期待したい。
57 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
所得格差問題と少子化問題をつなぐもの,
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レビュー対象商品: セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書) (新書)
所得格差により男性の低所得層(年収400万円以下と定義)は結婚後の生活不安により女性から結婚の対象と見なされない。 一方、男性の中所得以上の層は、女性から結婚の対象として強い『需要』があるが 『供給』は少ないので、結婚できない女性も増加する。 そして、結婚後もホワイトカラーの高所得層は過労のためセックス回数が減り 少子化の原因の一つとなっている。 つまり、所得格差の問題が、「男女の出会い」−>「結婚」−>「出産」という循環を 崩壊させているというのだ。 やや、決め打ちしすぎている面も否めないが、所得格差の問題と少子化の問題という 二つの社会問題を見事に関連付けて説明しきっている。 常に時代の先端から速報を発信し続ける門倉氏だが、今回もやってくれた。 表面的には書かれていないが、社会に対する強い問題意識が底に流れる一作だと思う。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
子ども手当は少子化対策として有効?,
By 戊慕唱名 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書) (新書)
この本の仮説が正しいとすれば、民主党の子ども手当は少子化対策として有効とは言えないかもです。高所得の夫婦に子どもが多いからそこに財政援助しても意味がないことになります。結婚してなかったり、低所得で子どものいない夫婦の行動はいままでと変わらないのではないでしょうか?しかもとりあえず4年間やるというのでは、いま子どものいる家庭が得するだけじゃない?社会全体としてみれば損じゃない?
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