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セックス放浪記 (新潮文庫)
 
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セックス放浪記 (新潮文庫) [文庫]

中村 うさぎ
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

この世界が用意するのは、思考停止のハッピーエンドだ。静かな諦観とともに人生を受け入れ、無為な戦いを放棄する―そんなハッピーエンド、私はいらない。安住を拒み続ける女王が新たに狙いを定めた先は、新宿二丁目ウリセンバーでセックスを売る男の子たち。お金で買った彼らとの関係に、本物の恋愛は生まれるのか?欲情地獄のさらなる深みに到達した、飽くなき絶望の放浪記。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中村 うさぎ
1958(昭和33)年福岡県生れ。同志社大学文学部英文科卒。OL、コピーライターを経て、ジュニア小説デビュー作『ゴクドーくん漫遊記』がベストセラーに。その後、壮絶な買い物依存症の日々を赤裸々に描いた週刊誌の連載コラム「ショッピングの女王」がブレイクする。エッセイ、小説、ルポルタージュに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 216ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/2/26)
  • ISBN-10: 4101341737
  • ISBN-13: 978-4101341736
  • 発売日: 2010/2/26
  • 商品の寸法: 15.5 x 10.8 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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52 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
3年くらい中村うさぎを読んでませんでしたが、
えらいことに・・・なってますね・・・なってたんですね。

私は著者とほぼ同年齢の男で異性愛者ですが、
これくらい人間が生身の言葉で自意識と立ち向かった重い本は、
他に知りません。私が知らないだけなんでしょうが。

「私の人生は、失敗だ。私は、ついに自分を愛せなかった。
愛せるほどの自分になれなかった」というところで
不覚にもぼろぼろ泣いてしまいました。

これくらい作者の死臭がする本はないのでは。
もう、死ぬしかないじゃないですか、
「人生は地獄か砂漠か」って認識したら。

しかし、文庫あとがきで、
「やりたい事はほとんどやったし、もう気がすんだ。
あとは、安らかに死ねる事を祈りつつ、その日を待つだけ。
べつに悲観とか厭世とかじゃない。今の私にとって、
「死」は救済なのだ。もういいでしょ、神様」
といいつつ、そんな楽な死は与えられない、自分の人生は
罰ゲームみたいなもんだから・・・と「生きる」中村うさぎの
覚悟の深さに頭が下がります。死に損ない2度の自分としては。

思えばノリノリの「ショッピングの女王」から幾星霜。
ずいぶん果ての果てまで来てしまいましたね。
さらに果てがあるんでしょうね。

どんどん娯楽を求める読者は離れていくでしょう。
私はつらいですが、どこまでもついていきます。
買いますよ。
このレビューは参考になりましたか?
67 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すごい人 2007/10/8
形式:単行本
中村うさぎさん。ショッピングの女王、ホスト、整形、ホテトル、ウリセン。
多分、売れるために何でもする人と言う印象は多いと思う。それでも彼女が女性(あえて限定する)に支持されるのは、彼女の作品の端々に出てくる彼女の潜在意識「男性恐怖」だと思う。
多くの女性が一度ならず男性に対して言葉では言い表せないほどの恐怖を味わっている。でも、それが「普通」なのだと思い、言葉や態度に表す人はきわめて少ない。
でも、その恐怖はその後の人生に大きくかかわってきている。男性を選ぶ時だけではなく、仕事においても。
「中村うさぎ」は、その事実を自らを使って切々と書き続けているのだと思う。
彼女の著作を読んで、その苦しみがわからないのは、とても幸せなことだと思う。
でも、わかる人は涙を流して共感する。ここに、私と同じ恐怖を味わった人がいる、と。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:単行本
この本はまさに「セックスをして回る」あるいは「セックスについて考えつくす」放浪記である。
問題作『私という病』で自分の「女としての価値」を探るために、なんとデリヘル嬢になった
筆者であるが、それではまだまだ飽きたらず今作は「愛される」というファンタジーを現実化
するため、ウリセンを買いあさりまくる買春体験記である。飽くなき探求心というのだろうか、
気になったらまっしぐら、とにかく実践、という彼女の生き方は、凄まじいの一言に尽きる。

彼女の実直な文体と、自分を「ばばあ」と罵る自己評価の低さのコントラストも印象的だ。
レビュータイトルでも書いたが、彼女は「女」(という性の)のバケモノではないだろうか。
フロイトは女性をナルシシズムの生き物と定義した。女性は他者に愛されなければならない生
き物なのだ。「愛される自分」が一番好きなのだから。しかし、年齢というものがいつまでも
それを許してはくれない。いつかはやがて愛されなくなることを諦念を持って受け入れなけれ
ばいけないのである。だが、中村うさぎには、それができなかった。どんなに年老いても、
「ばばあ」と呼ばれる年齢になっても、彼女は「愛される自分」に別れを告げられないのだ。

だから、僕は彼女を「女」という性(=さが)のバケモノと呼びたい。
断っておくが、これは嘲笑的な意味合いを込めた名前ではない。彼女が自嘲的に語るとおり、
その生き方は道を踏み外している。でもそれが常人には一生真似できない踏み外し方である
限りにおいて、僕は彼女を尊敬する。
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身も蓋もない
文章ばかりですが、佐藤優氏との対談だけでも読んでみたら良いと思います。
投稿日: 5か月前 投稿者: 影
他人の人生じゃなければ笑えない
... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: hanaohanao
女としてこのまま終わったらもったいないよ…
ひとことでいえば中村うさぎはセックスを拗らせたまま歳を重ねすぎてしまった。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: アマゾness
特殊性のなかの普遍性
自称「ババア」である著者の行動は極端で究極でイタいかもしれませんが、根底にある普遍性は愛すべきものだと思います。だからこそ、表面的な部分しか読めない人にはきつい本... 続きを読む
投稿日: 2010/4/5 投稿者: Chopin's Thirds
恋活本として読んでみては?
「自意識問題」を語らせたら、中村うさぎの右に出るものはいない。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/9 投稿者: 764hero
性愛欲探求
現代日本のセックス風俗に関するノンフィクションとして読んだが、軽妙な語りの文章にくすくす笑いながら関連の事実を知れるだけでなく、著者の「女」とその性(愛)をめぐる... 続きを読む
投稿日: 2008/7/2 投稿者: ソコツ
新潮45
雑誌に掲載されていた、とくに、巻末の対談はその号のなかで、ぴか一だった。
このように1冊にまとめられてみると、残念ながら、くすんでしまった。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/27 投稿者: 人形美々寿
濃くて薄い内容
刺激的な内容ですが、読んでもただそれだけ。
濃いようで薄いとでも言いましょうか。
投稿日: 2007/11/11 投稿者: ムスカリ
複雑です
感想としては「なにもここまでしなくても」
ただ、体当たりで何でもやってのける彼女の姿には一種のたくましさすら感じます。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/27 投稿者: 三浦 ルナ
うさぎ女王様、飛ばしすぎです!
新潮45での連載をまとめた、中村うさぎ女王様渾身の体当たりレポート&考察エッセイ集です。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/7 投稿者: Pipo
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