アメリカのテレビシリーズを見ていると、契約やら視聴率競争やらの問題で、突然の打ち切りや逆に終わりたいのに終われず後半話がぐちゃぐちゃになったり(まるで日本の某少年コミックのようだ、、、。)最後まで気持ちよくストーリーが完結してくれることはなかなかないような気がします。
このS&TCは、主演のサラ・ジェシカ・パーカーがプロデューサーを務めたせいか、シリーズが好調なうちにいい形で完結させたいという英断のもと、最高人気のうちにそれぞれのキャラクターがそれぞれの居場所を見つけ出して話が終わっています。
ほかのアメリカの大人気長寿ドラマを見ても、だいたい6シーズン目位までは本来の面白さがあるのですが、それ以降は主要キャストの降板や、契約問題でゴタついたりしてその後いまひとつ、という作品が多い中で人気があるうちに終わらせたこのドラマは、最後の最後まで勢いが衰えず、それまで見続けていた視聴者の期待を裏切らないすばらしいフィナーレを迎えています。
一昔前までアメリカではドラマは映画より格下で、映画俳優は大物ゲスト扱いでなければシリーズもののドラマには出演しないし、テレビドラマの俳優が映画に出演できるようになることは出世、という扱いでしたが、昨今は逆に大物映画俳優は積極的にテレビシリーズに出演し始めていますし、内容的にもつまらない映画よりもずっとクォリティの高いものも出てきており、このドラマは間違いなくそういったドラマです。
30代前後の女性の心の機微や、本音をここまで嫌味なく、いやらしくなく、おしゃれに描写しているすばらしいドラマです。
そして、最後まで面白さが続く稀なドラマです。
数多くのドラマDVDを購入しましたが、売る気にならない数少ないドラマのひとつです。
働いていてもいなくても、30前後であってもなくても、女性ならばすべての方におすすめです。