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セックスレス亡国論 (朝日新書)
 
 

セックスレス亡国論 (朝日新書) [新書]

鹿島 茂 , 斎藤 珠里
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

セックスレスに結婚氷河期と、お寒い限りの日本のカップル事情。それは資本主義の避けられない宿命なのか!? 古今の性風俗に精通する仏文学者の鹿島教授に、性愛文化に憧れ渡仏した熟女ライターが挑み、セックスレスの歴史と真実がひもとかれる。悩める男女に希望をもたらす警世の書!

内容(「BOOK」データベースより)

日本人はいかにしてセックスレスになったか?!鹿島教授が、原因と解消法を徹底解説!男女の間には深くて暗い川が流れている―この原因は「資本主義の異常発達」にあるという。誰も指摘しなかった「男女問題の盲点」とは?性愛文化に憧れ、渡仏したマダム・ジュリーが挑み、鹿島教授が解く。結婚氷河期や夫婦の倦怠期は、この一冊で乗り越えられる。

登録情報

  • 新書: 189ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2009/7/10)
  • ISBN-10: 4022732849
  • ISBN-13: 978-4022732842
  • 発売日: 2009/7/10
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 35,503位 (本のベストセラーを見る)
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29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
厚労省や地方自治体は、子育て支援策といえば、子供ができてからの支援、育児手当・教育費補助・託児施設の充実にばかり目が向いている。TVドラマの「婚カツ」のような集団合コンを企画する自治体はまだ少ない。少子化の原因が「作りたいのにできない」「結婚相手がいない」だったら上記の諸策も効果があるだろうが、現実は違う。現代の既婚者は、子供は作りたくないし、セックスもしたくないのだ。この事実を直視しないことが少子化対策の不毛の原因だと思う。
 子供不要・セックス不要という問題に、本書は正面から応えようとしている。本書の仮説「めんどう」を省くことで利潤を得ている現代資本主義そのものが、子供とセックスを不要にしたという仮説には、説得力がある。ポルノ映像への窓口たるPCも、コミュニケーションで育児ストレスを含むあらゆるストレスを発散させる携帯電話も、NEC、ソニー、パナソニックといった大企業の有力商品である。子供とセックスを不要にしすればするほど利潤がでる社会経済構造。著者達は社会経済構造を変革せよという単純幼稚な主張はしない。彼らは「こうなっている」といって、そこで悩んでいる。
 我々自身が我々の生活をどこまで変えられるか、環境問題と少子化問題は似ていると思った。本書の仮説をさらに検証する続編を期待する。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 2aa
形式:新書
 内容を簡単に説明するとセックスのあり方が時代によってどう変わってきたのかを説明している本なのですが、特に戦後の恋愛と結婚観の変遷については興味深く読めましたし、他のレビュアーが軒並み高評価を付けている通り、様々な示唆を含んだ興味深い本ではあるとは思います。
 しかし学者の中には自分の専門分野を全ての事柄に当てはめたがる乱暴な人が少なからずいるのですが、この著者もそれと同じような過ちを犯してしまっているように僕には感じられました。
 例えば著者は古代の人類が共同体や宗教を作った理由を種の保存という観点からのみ論じているのですが、そもそも人が共同体を作り始めたのは子孫を作るという目的以外にも分業や食糧事情という点から非常に都合がよかったからというのは常識レベルの話ですし、更に言えば戦後のセックスレス事情を資本主義が面倒な部分を排除していったせいで日本人はセックスをも面倒臭がるようになってしまったという説でのみ説明している点もかなり眉唾なものだと思います。
 なぜなら今の日本には昔よりも多様な価値観を受け入れるような下地がありますし、現に恋人を作らず勉学やスポーツに打ち込み夢を追っている人がいたとしても、それは別段おかしなことでもなんでもないでしょう。
 しかしこの本を読み進めていくと、どうも著者は世の中の男は全員性欲中心に行動しているとばかり考えているんじゃないかと思えてきてしまうんですね。著者は28ページ辺りでバブルの頃まではお金を稼いで、それを女の気を引くために使うのが当たり前だったのに、今の若者はそれをしなくなってしまった。それは若者がセックスを面倒臭がるようになったからだというようなことを言っているのですが、その論理展開はさすがに乱暴過ぎるでしょう。著者が批判している若い世代を代表して言わせていただきますが、現代の若者は昔よりも多様な方向に興味が分散しているだけです。もし今セックスのことだけ考えて行動している人間がいるとしたら、周りから賛同されるどころか、むしろ失笑されてしまうでしょう。
 ですから少しこの本は独断と偏見に満ちすぎているのではないでしょうか? それに性欲と性愛の話ばかりでセックスとは不可分の恋愛についてほとんど語られていない点も少し気になってしまいました。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
『超小型カメラを膣内奥に置いてセックスを観察した研究者がいた。女性がオーガズムに達したとき、子宮の先がイソギンチャクのようにぶわーっと広がって、バキュームのように精液を吸い込んだというのだ。女性のオーガズムは受精率を高めるためにあった!少子化の原因のひとつがこのへんにあるかもしれない。』などなど、セックスの古今東西、非常に興味深い話題が豊富に盛り込まれている。おかげで通勤中の降車駅をひとつ飛ばしてしまった。
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鹿島茂の名調子
四本脚から直立したその時から子孫繁栄の危機は始まっていた…この危機を回避するために人類の共同体がとった方法とは。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: sennotaba
ああ、読むのも「めんどうくさい」?
この本で一番衝撃を受けた考え方はこれ↓

”めんどくささを解消するために資本主義が進んでいる”... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: y:)kie
女同士でモテ競争(80頁 恋愛至上主義の落とし穴 より)
なにしろ学際的で、国際的、かつ実用的である。
日本の事情を説明するのに、各国の歴史と変遷、映画の解説... 続きを読む
投稿日: 2009/8/27 投稿者: 人形美々寿
興味深い考察
セックスレスの原因を生物学的「進化」と「社会制度」や「経済」「宗教」等複合的に考察した興味深い本。性愛をヨーロッパやアメリカの捉え方と日本の捉え方を比較したり、宗... 続きを読む
投稿日: 2009/8/20 投稿者: hiraku
重要な指摘
斎藤珠里氏の女性が満足するには「相手の男性への絶対的信頼感、
つまり愛されている確信が必要なんです。Gスポット云々かんぬんは、... 続きを読む
投稿日: 2009/7/31 投稿者: シバトラ
すぐに読めます
仕事のストレスがセックスレスを生んでいるとかそんな話を想像して読んでたら、良い意味で裏切られました。人間のオッパイとチンパンジーのオッパイの形の違い、リモコンとセ... 続きを読む
投稿日: 2009/7/16 投稿者: ヒロシです
必読
おもしろい。人間と社会への愛情に満ちた問答集である。成人男女の全てに強くお勧めしたい。鹿島先生についてはみなさまよくご存知だろうが、斎藤珠里さんとは誰か?ご本人に... 続きを読む
投稿日: 2009/7/13 投稿者: よれよれのオヤジ
鮮やか
「セックスレス亡国論」というありがちなタイトルで本書を軽んじてはならない。この本は日本文明の特殊性を西洋との対比で鮮やかに語っている。比較文明史、宗教史の専攻者は... 続きを読む
投稿日: 2009/7/12 投稿者: aoyama
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