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セックスレスの精神医学 (ちくま新書)
 
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セックスレスの精神医学 (ちくま新書) [新書]

阿部 輝夫
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

阿部 輝夫
1944年宮城県生まれ。順天堂大学医学部卒。医学博士。順天堂大学精神科助教授、米・コーネル大学精神科Human Sexual Program研究員、順天堂大学付属浦安病院勤務を経て、’96年「あべメンタルクリニック」を開業、同院長。日本でも数少ないセクシュアリティを専門とする臨床精神科医。多くの臨床経験から、特殊な事情がないにもかかわらずセックスを回避するカップルが増えていることにいち早く注目し、’91年「セックスレス」という言葉を初めて使い、学会で定義した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 204ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/9/7)
  • ISBN-10: 4480061894
  • ISBN-13: 978-4480061898
  • 発売日: 2004/9/7
  • 商品の寸法: 17.5 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 予想の範囲外, 2005/5/9
By 
香桑 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: セックスレスの精神医学 (ちくま新書) (新書)
とても真面目な本である。そして、極めて有益な本である。
女性には想像をはるかに超えるような情報も多かったと思う。
男性との一対一の面接で、具体的な性行為に関する問題を扱うことは、
これまでもなかったし、今後も少ないであろうが、
性に関する問題を持つ女性を対象にする場合や、
カップル・カウンセリングにおいても、大いに役に立つことだろう。

欧米で用いられている治療法が、日本でそのままの形で使うことは難しいこともある。
その点、著者による応用法まで紹介されており、新書とは思えないほどの専門書となっている。

それにしても、握力10kg以上とは……。不謹慎ながら、あまりにも意表を衝かれて笑ってしまった。知らないことって、こんなにもいっぱいある。
性の問題の多様性は、当たり前のことが当たり前にできなくなってきていることによって立ち表れてきているのかもしれないが、裏返せば性が豊富な、豊潤な可能性を本来持っていることを表すのではないだろうか。
男性のみならず、女性にも読んでいただきたい本であると思った。

また、森岡正博の「感じない男」と続けて読み、相互補完的に理解を深めることができたように思われる。

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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本の性治療のバイブルとなるであろう。, 2004/9/15
レビュー対象商品: セックスレスの精神医学 (ちくま新書) (新書)
日本の性障害治療、セクソロジー界の指導者であり、かつ臨床の最前線でも御活躍を続ける阿部輝夫先生の最新刊。

深い学識と、20年間3500例の臨床の知が組み合わさり、素晴らしいテキストとなっている。

セックスレス、性嫌悪障害、ED、バイアグラ、腟内射精障害、早漏、性交疼痛障害、ノン・エレクト法、などなど、セックスレスに関わる、疾患、治療を非常にわかりやすく説明。
また、阿部先生ご自身の臨床統計をはじめとする、各種データも豊富でわかりやすい。
治療法は、観念的、抽象的なものではなく、具体的、実践的なもので、極めて有用。

セックスに悩む夫婦、カップル、単身者、さらにセクソロジーに関わる医療関係者、研究者など全ての人に役立つ、日本の性治療のバイブルとなるであろう。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 とても冷静な本, 2010/11/2
レビュー対象商品: セックスレスの精神医学 (ちくま新書) (新書)
 普通男は、結婚すれば、性欲の問題は悩まなくてすむだろうと考えているだろう。
 しかし、家庭内で性欲が処理できない場合に、家庭外で処理しようとすると、自らが有責配偶者になり、処理の相手方は婚姻侵害として配偶者から不法行為請求される可能性がある。
 まさに、インドの判決ではないが、「セックスのない婚姻は呪い」である(ニューデリーの裁判所の判決として各紙が伝えた)と伝えるように、セックスが婚姻と密接不可分であるはずが現実はそうでない場合に、男性にとって(離婚する以外)解決不能問題となっていることが問題の本質である(一方、女性は生殖を伴わないセックスは無駄であると考えている節がある)。

 本書は、1)性的不能(ED)のケースと2)誘っても相手が受け入れくれないというケース、を扱っている。
 前者は気の毒ではあると思うが、自分の問題であるということであきらめがつく部分もあると思うが、問題は後者である。相手の問題でもあるので解決に難しさがある。
 つまり、悩んでいる方がいくら悩んでも解決しないし、そもそも問題意識の共有自体が難しい。

 女性が受け入れてくれない場合にも幾つかパターンがあるという。
 最も解決が困難なのは、性嫌悪症(性に関することは何でも嫌)であるように思う。愛情があっても乗り越えられないのなら、何物を持ってしても解決できないような気がする。
 原因は、養育史で性に対するネガティブなイメージをすり込まれていることで、これは大変である。配偶者の浮気などが原因による(結婚後の)獲得型もあるという。

 一方、性交疼痛症は、身体的な痛みと心理的な痛みと両方あるという。心理的な痛みの場合は、麻酔をしても痛いという。つまり脳が痛がっていると言うことのようだ。
 そして、怖い→力が入る→緊張→痛い、でさらに嫌になるという悪循環に至ると言うことだ。
 女性側の努力により可能とあるが、 膣ダイレーターという器具の使用というのは、女性のプライドから見ると極限状態だなぁと思った。

 離婚の相当の割合は、実は性の不一致であると書いてあるものを見たことがある(DVであっても、それは結果に過ぎないとする)。本書を読むと、理屈だけじゃない、そういう闇の深さがはかり知られる。
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