どの様な分野であれ、道を究めるということは厳粛な感動を感じるものである。本書は、元ナンバーワンであったが引退し風俗レポーターとなった著者が、色々な風俗嬢のレポートをしている。
扇情的なタイトルとは裏腹に、本書に登場する女性は誰も人間としての向上心と誠意に満ち溢れている。兎角色眼鏡で見られてしまう彼女たちだが、親近感を感じてしまう。そしてこの本の一番の売りは、あの伝説の、日本一の評判を欲しいままにしている伝説のソープランドのエピソードが二つも入っていることだ。
また、著者は以前の(風俗嬢だった)自分を高慢で思いやりが無かったと反省し、後輩の様な風俗譲と接することで自分探しをしているようにも思われる。風俗嬢のレポートでありながら一人の女性の心の旅にもなっている、不思議な優しさと切なさに溢れた一冊。