色々な人間模様については、いい。
短編集ゆえ、
ほんわかラブラブなエピソードもあれば、
中には倒錯したエピソードもある。
そもそもが完全に犯罪である少女陵辱物まである。
それもまた、好みの問題だ。
絵もまた、女の子たちが
照れたり、はにかんだり、怖がったり、絶望したりと
様々に萌える表情を見せてくれる。
眼鏡っ娘も非常にクオリティが高い。
だがッ、
だがしかしッ!
この本、個人的には、非常に問題があると言わざるをえない。
それはなぜか。
表紙にいる、
「ちょっと意地になってるような表情で服を脱いで下乳を見せてくれている、
気が強そうなショートカットの眼鏡っ娘」
が、本編に全く登場しないことであるッ!(血涙)
このシリーズは、決して安易なエロ本などではない。
ジャケットの写真と内実が異なるAVではないのだ。
ストーリーをしっかりと読ませる類のマンガにおいて、
登場人物の性格が未読の読者に提示されるのは重要なことである。
少なくとも私は、
「この気の強そうな眼鏡っ娘が一体どんな話を紡いでくれるのだらう」
と期待と妄想を膨らませてこの本を手に取ったのだ。
惜しい!本当に惜しいッ!!
最初に挙げたように、
ストーリーもキャラクターも申し分ないレベルである。
表紙の娘とは別のタイプの眼鏡っ娘も登場し、非常によかった。
だからこそ、
AVのパケ写の如き真似をするのは余計である。
むしろ、このマンガの価値を下げるものである。
「別のタイプの眼鏡っ娘で我慢しろよ」
と人は言うかもしれん。
それは外見さえよければ誰でもよいという浅薄な発想である。
ストーリーで勝負するマンガでそれをしてはいけない。
むしろ、
中に出てくるのは地味なOLさんというタイプの眼鏡っ娘である。
これはこれでよい娘なので、
最初からこちらでプレゼンしてくれれば誤解なく購入することが出来た。
眼鏡っ娘を愛する全ての同志諸君に、私は切に忠告するものである。