著者が診てきた患者を通じて「性生活」について考えた一冊。
取り上げた話題やお題は次の通り。
・セックスレスなのに不妊治療をする女性
・セックスに恐怖感を持ったまま結婚をした女性
・結婚しても妻に深入りしない夫、それを優しさと誤認する妻
・鬱状態でも性欲は有る(それはそれ、という事実)
・高齢者の性(高齢者、それも男女ともに性欲は有)
・精力に拘る男
・年下恋愛とセックスの関係
診察結果という「体験」は踏まえていますが、そこで出た推察の検証は
行われていない(問診ベースで終わっている)ので、そこで導き出された
答えが真実か否かは正直なところ?なのです。
「・・・かもしれない」、「・・・ではなかろうか」で終わる文章の多いこと多いこと。
なので臨床本として読むのではなく、世間の性に対する考え方、セックスレス
で悩む人の実情を知る本として読むことをお勧めします。