Sector 7 (Caldecott Honor Book)NYのエンパイアステートビルに遠足に行った少年が、展望台で雲の子供に出会い、彼に導かれて雲の製造工場“セクター7”を訪れます。ありきたりな形に飽き飽きしていた雲達は、少年が描いた、魚たちの形の雲の設計図を見て大興奮!工場のラインに仕込んでしまったものだからさあ大変!!NYの空にはありとあらゆる魚たちの形の雲が…!!
ウィズナーは絵でストーリーを紡ぐ天才です。この話には一切セリフがないのに、まるで、はしゃぎまわる雲達や、混乱するセクター7の作業員達の悲鳴まで聞こえてくる気がします。本を開いたとたん、物語の終わりまで、映画の世界に吸い込まれたかのようなトリップ感を与えてくれる。
空の雲を見上げて、いろんな形を見つけるような、そんな経験のある人なら文句なしに楽しめるでしょう。
雲の工場“セクター7”のデザインがまた、しびれるほどカッコイイ!
何度開いても心が柔らかい光で満たされるような、そんな気がする絵本です。
日本にある雲工場のセクター名は何番なんだろう…?(笑)
もしこの作品が好きだったら、同じウィズナーの、"FLOTSMAN","JUNE 29,1999"もおすすめです!!