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セクシュアリティの心理学 (有斐閣選書)
 
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セクシュアリティの心理学 (有斐閣選書) [単行本]

小倉 千加子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書ではジェンダーとセクシュアリティの混乱を整理した上で、現在のセクシュアリティ研究の最先端まで読者を導いていく。

内容(「MARC」データベースより)

「セクシュアリティ」は心理学でどう解明されてきたのか。「ジェンダー」と「セクシュアリティ」の混乱を整理し、セクシュアリティ研究の最先端まで読者を導く、著者積年の研究の集大成。

登録情報

  • 単行本: 215ページ
  • 出版社: 有斐閣 (2001/05)
  • ISBN-10: 4641280525
  • ISBN-13: 978-4641280526
  • 発売日: 2001/05
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 316,299位 (本のベストセラーを見る)
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34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者が6年間の社会的引きこもりから脱して上梓したのがこの本だそうです。

これまで、フェミニスト心理学というとジェンダーの問題ばかりが取り上げられ、セクシュアリティが論じられてこなかった点を踏まえ、「セクシュアリティをめぐる差別の心理学」を平易な言葉で語っています。ほとんど講義録のように読みやすく出来ています。沢山の引用がありその論点に意見や反論を述べている章と、例えば「女性のセクシュアリティと母娘関係」といった章のようなスムーズな「語り」を読ませる部分との落差も、結構楽しめます。十八番の、サブカルチャー(少女漫画)を読み解くページもありました。

最後近くで、「フェミニズムは構築主義が理解できる知的エリートの独占物になってしまった」ので「(母性を生きがいにしているような多くの人に)きわめて冷淡な思想になってしまった」とあります。フェミニズムにとっての武器として構築主義が不可欠だとしても、この嘆きに共感する人は多いのではないでしょうか。

このレビューは参考になりましたか?
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
非常にわかりやすいセクシャリティー、女性問題の解説書。フェミニズムの論文を書く為に読んだのだが、非常に役立った。我々が自明な事と見なしている生物学的性差(セックス)や文化的性差(ジェンダー)が実は時代の浅い概念だという事を知った。そして、それが政治的な力学の元に生まれてきたのだという事を痛感した。また、ジュディス・バトラーやセジウィック等、現代のフェミニストの思想も解説されており、豪華な内容に思えた。お薦め。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 十姉妹 VINE™ メンバー
形式:単行本
 小倉千加子氏は常に短大生や主婦などいわゆる知的エリートじゃない女性達にフェミニズム的考え方を提示してきた。だから、氏の本は、ドラマや漫画、芸能人、自分の教えている短大生についてのエピソードを引き合いに出して、エンターテイメント性持つように作られている。

 この本は、(大学の先生御用達の)有斐閣選書なだけあって、学術的で難解な部分がある。でも、少女漫画分析や摂食障害事例、ベビーM事件などの具体例を出していてあきさせない。

 特筆すべきは、読者が限られているためか、けっこう「そんなん言っちゃってもいいの?」的なことをはっきり書いている点だ。例として「『ヤンキー』早婚の法則」(母親から十分な愛情を受けなかった娘が、早婚で母になり、また十分な愛情を娘に与えてやれず、「ヤンキー」の悪循環が起こる)などがある。

 性同一障害についての記述で「当事者の立場は尊重するという前提に立って、あえて私が問いたいのは、ジェンダーが不快である場合、改変すべきは身体ではなく、ジェンダー社会の方ではないかということです」という主張に同感だ。その苦しみは本人でないとわからないのかもしれないが、戸籍や身体を改変してまで、「男」「女」というカテゴリーに入ることは幸せにつながるのだろうか?もっと自由な生き方はないのだろうかと疑問に感じてきた。何がベストかは今だわからないが、自らのセクシャリティとジェンダーについても同様に考えて見るべきなのだろう。

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