龍が如くスタジオの新規IPとして開発された「バイナリードメイン」
ロボット達との戦いがメインのTPSです。
人間や怪物相手のTPSでは味わえない爽快感というのがあって、いい感じだと思います。
細かい部品を飛ばしながら装甲をガリガリはがしていくのは痛快ですね。
足を破壊すれば歩けなくなり、手を打てば武器を落とし、頭を破壊すれば味方を攻撃し始めたりとロボット相手ならではの要素も面白いです。
ボス戦も、様々なタイプの巨大ロボが登場してきて飽きさせません。
そしてこのゲームの売りが仲間との会話や信頼度で、仲間の問いかけに答えたり、戦闘中に指示を出したりできます。
信頼度によって、微妙にムービーが変わったりと、新しい試みがされています。
でも、戦闘の指示で大きく戦況が変わることもありませんし、なんだかなぁといった感じ。
戦闘の合間の会話もありますが、味方がしゃべっている間は走ったりできず、もどかしいです。
重要なことをしゃべっているならまだいいのですが、必要か?と思える会話で進めないのはストレスです。
音声認識の精度は高いとは言えず、正直使い物になりません。
戦闘中もどんどん味方が射線上に入り込んできて、「ちょっと殺す気?」とか言ってきます。いや、お前が死にたいだけだろと何回思ったことか。
会話とかを前面に押している割には、戦闘中とかは同じセリフを連呼してきてひどく萎えます。
何か売りをつけたくて、取ってつけたようなシステムに感じます。
そして、ストーリー。
僕はストーリーが面白そうだったというのが購入の決め手だったのですが、はっきり言ってクソでした。
子供騙しレベルで、B級映画以下の展開です。謎の多くはほとんど放置されたままで、「は?」って感じの展開がよくあります。
いろんな所に手を出しておきながら、結局はどこにも収束しない、何も残らない薄っぺらいストーリーです。
リアリティに溢れ、重厚なストーリーを期待していたのですが、全く期待はずれでした。
近未来、地球温暖化が進んで、ロボット工学が飛躍的に進歩した世界で〜という設定は非常に良かったのですが。
キャラクターも、あまり際立っているとは言えません。
ラストクルーのメンバーは多くのミッションで2チームに別れてして片方は裏で何やってるかわかんなくて影は薄くなるし、
芸能人声優のキャラクターは、ただ芸能人を使いたかっただけな感じで、いなくてもいいようなキャラばっかりです。
ゲームとしての面白さはまずまずの及第点がつけれますが、作り込みの甘さが見られることも多く、ストーリーも褒められたものではなく、「二流」感が漂う感じのゲームだと思いました。