結論から書けば、ゲームセンターのバージョンと比較すれば、
少し物足りないかもしれませんが、
対人戦を前提としたRTSと考えれば、
なかなか素晴らしい出来ではないかと考えます。
(対戦ツールとしてはかなり上等だと思います)
【前作との違い】
・Wi-Fi対策としてマナーポイントを設定。
切断が多いとランクが下がり、マナーポイント同士でマッチング。
・複数リンク機能の追加。これにより、前作は1組しかリンクできなかったが、
複数のリンクが扱えるようになった。
・カードの重ねが出来ない。前作のようなリンク槍激は不可能。
・CPUのアルゴリズム改善。ゲーセンの英傑伝並。前出しゲーから少し進化。
・「戦略の章」は、三國志や信長のようなSLGのような感じ。オリジナルシナリオ。
・ゲーセンの現バージョン(3.02)+オリジナルカード
・CPU戦が前作のように10戦連続中断不可能ではなく、1戦毎に変更。
「戦略ノ章」は1T毎にセーブが可能。
・奥義はゲーセンと比べて上がりやすい模様。更に訓練の目押しも簡単。
ちなみに七星Lv16までに42回・玉獲得平均6.8個。
【不満や色々】
・ゲーセンのように、使用カード率・計略使用率、撃破数とかあったらよかったかも
前作に続き、アーケードでは大きな筐体でカードを動かしている為、
携帯ゲームであるこのニンテンドーDSとは比べようも無いのですが、
タッチペンでの操作に関しては、誤認識もほぼ無く、
更に、前作と違い、通常の状態での操作に切り替わりました。
(前作は脳トレのようにDSをタテにしないとダメでした)
これにより、旧型NDS本体を使用している際、
間違って電源をよく押すと言うトラブルが減り、
画面が大きくなり、前作より見やすくなったうえ、
操作的にも疲れにくくなったと感じます。
ゲームの調整は、前作はCPUは計略もあまり使わず、
「前出しゲーム」という、前に出てくるだけという事は無く、
アルゴリズムが変わっていて、計略の使用や動きの変化など、
ゲーセンの英傑伝のような動きになっています。
グラフィックと音声に関しては、前作に同じくかなりのモノで、とにかく喋ります。
攻城・一騎打ち・計略使用の武将のムービーだけではなく、
前作は男性・女性の2種類しかありませんでしたが、
ムービーのキャラクターも数パターン増えました。
残念なのは、音楽・音声のほとんどが、前作と同じことですが、
これはゲーセンの三国志大戦も同じであり、
映像・音声能力表現に制限のあるNDSにしては頑張ってると感じます。
カードもDSのみのオリジナルの物が増え、
「これゲーセンで使えたら」とか思ったりします。
Wi-Fi対戦については、お互いの通信環境の違いにより、
ラグがどうしても発生してしまう事、
マナーポイント採用の為に、マッチングに更に時間がかかりますが、
マナーポイント採用により、前作のように負けそうになったら切断、
と言う事への表面的な抑止力は出てきました。
とは言え、まけたら切断の具体的対策は、
どのゲームにもおいても議論の余地が多いので、
マナー向上以外に対策が無い所は、Wi-Fiゲーム全てに共通の課題です。
DSの認識の仕様により、ゲーセンのように、
「右手で騎兵を動かし、左手で他の兵種を操る」
と言う事が出来ませんが、そこはソコ。
ゲーセンのユーザーからは批判も多いのですが、
操作性のベースに関しては頑張っており、中々の再現度です。
なにより、カード図鑑を眺めるだけでもチョット楽しいです。
何分、ゲーセンのゲームの方は金食い虫なので・・・