本作のパッケージの裏に’これが「あそぶマンガ」だ!’
という記載があります。
DSというプラットフォームからご想像の通り、永遠の名作
ブラックジャックのマンガ(手術シーン)とタッチペンを
使った手術のミニゲームがセットになった作品です。
クリアしてみて改めて感心したのは作品へのリスペクトが
全編から感じられる点。特にフォントはあの独特のスタイルを
完全に踏襲しており、あの時の感動がフラッシュバックしながら
プレイできることでしょう。
「カルテ」は全34種類。全体的な難度はかなり高めです。
基本的にはマンガのコマとゲームがリンクしており、
「メス」「ドレーン」などをタッチペンでなぞる形式ですが、
尋常ではない早さで処理しなくてはいけなかったり、
高橋名人並みの「連射」が必要なカルテもあります。
さて、賛否が分かれそうなポイントとして難度の高い本編の他、
本編を司るオリジナルストーリーの「独特さ」が挙げられます。
当初は原作のイメージを残しながらわかりやすい展開になっている
ものの、途中から話が壮大かつ複雑怪奇に入り組み、ロジックが
明らかに破綻しているところも。
また話を進めるためにヒントを購入する必要がありますが、
購入するための資金を貯めるため同じミニゲームを何度も
繰り返すはめに。当方はおよそ9時間程度でクリアしましたが、
何度か脳がショートしてしまい、あやうく断念するところでした。
原作ファンにはオススメできる本作ですが、気軽なミニゲーム集
というイメージでプレイしない方がよいでしょう。