初代セガラリーをゲーセンでやり込んだ者から見ると、PS2での『…2006』に続いてまたも名前だけのモドキが出た感があります。
グラフィックや操作感はPSPの『リッジ』等と比べても決して悪くないのですが、下記の通り欠点も多く爽快感は薄いです。
・COMカーの挙動がイヤらしすぎ
そもそも6台同時スタートというのが、少しの接触でも大きく挙動が狂うラリーにそぐわないのですが、抜いたCOMカーに後ろから自車の角にぶつけられるのには閉口しました。これ、米でパトカーが逃走車をスピンさせて停めるのに使う手です。
・新車が役に立たないことが多い
せっかく手に入れた新車が役に立たない(タイヤの種類が固定、挙動が不安定、等)ことが多く、達成感が薄いです。
・コース毎にタイヤを選べない
タイヤ自体は路面別に三種類用意されているのですが、なぜか最初に選んだタイヤで全レースを走ることになっていて、コースに合わせタイヤを選ぶというラリーなら当たり前なことが出来ません。
・タイヤ選択にあまり意味がない
雪景色のコースでも、結局直線でスピードを稼げる舗装路用が一番速かったりします。上といいラリー物としては致命的な欠陥です。
しかし、最近のSEGAってPS2の『アウトラン2』といい海外のソフトハウス頼りで、代表シリーズを自社開発できないんですね。全盛期を知っている昔からのファンとしては悲しい限りです。