シリーズのファンですが、今作はイマイチでした。
システムに大幅な変更を加えてシリーズ中では異色の存在であった「4」をベースにして、さらに冒険的な変更を加えたのが今作といった感じです。
架空戦記はともかく、個人的にはシステム面の変更は悪くないと思います。
より柔軟性が出た進化改良システムやマップクリア後のルートを任意に選べる点など、良くも悪くもマンネリ化していたシリーズに新しい風を吹き込むことに成功していると思います。
また、兵器の3D-CGも格段にハイクオリティーになっており、特に有名兵器や要塞系は必見です。
複数の担当者がいるようで、クオリティーにバラツキがあるのが難点ですが。
では、何が悪いのか? それはズバリ、ゲームバランスと品質管理につきると思います。
ゲームバランスですが、ユニットには編成数とは別に耐久度の要素が設定されました。
これにより、攻撃しても攻撃しても敵のユニットを撃破(排除)できず、最初のマップで敵の複葉機を撃破するのに戦闘機の大群で集中攻撃して何ターンもかかる始末。
また、たった数機しかいない敵の旧式攻撃機に味方の地上軍が瞬殺される事もしばしば。
新要素の一つとして、爆撃機以外のユニットでも地形攻撃が可能になったのですが、艦船によるそれはあまりにも強力すぎて一撃で粉砕されます。
確かに艦砲射撃は強力ですが、ゲームバランスとして考えると駄目でしょう。
また、どうもバグがあるようで、敵艦船をいくら攻撃してもまったく耐久度が減らせず、かと思ったらある日突然一撃で轟沈。
入るはずのポイントも経験値もノーカウントなので、これはバグでしょう。
待てども待てどもパッチは出る気配すらありません。
持っている素材は素晴らしいのですが、ゲームバランスと品質管理は最悪、そんな非常に惜しいタイトルです。
結局少しプレイしてお蔵入りとなってしまいました。