チャールズ・フリーマンが1999年に書いた「How to Legally Obtain a Second Passport」で、日本語に翻訳され2002年に出版された本。
以下目次
第1章:なぜセカンドパスポートが必要なのか? - あなたが思っているよりも多くの理由がある
第2章:きわめて重要な証書をどのように手に入れるべきか - 権利として投資を行うこと。その他
第3章:一般的には勧められない方法 - しかし、これらの選択肢をすべて無視する必要はない。
第4章:もっと広く提供されている「購入できるパスポート」- 事実上無料の2つめの国籍
第5章:他のあまりしられていない選択肢 - EUへの裏口入国を含む
第6章:どのように名誉領事になるのか? お金を払う方法とお金を得る方法がある。
第7章:カモフラージュ・パスポートとIDカード - これは何か?そしていつ、なぜ使うのか?
第8章:詐欺、ペテン、そして二重国籍をもつことの問題 - あなたが告訴されるかもしれない
第9章:選択できるオプション - あなた本気ですか?
第10章:エージェント、ブローカー、そして他の仲介者
第1章でセカンドパスポートを持つことでできるようになることを紹介。そして、米国のパスポートが避けられる理由も紹介。第2章で、セカンドパスポートの入手方法を紹介。e.x. 結婚、養子縁組、家系と注意点を紹介。第3章で一般的に奨められない方法として、米国パスポートを所有することのデメリットを指摘。またその他の国についても指摘。第4章で、ベリーズ、カナダ、アイルランド等の投資プログラム等を紹介。第5章でスペインを通してのEU市民権を得る仕組みと(主に)中南米の市民権取得プログラムを紹介。第6章で外交官パスポートプログラム、第7章でカモフラージュ・パスポート、第8章でセカンドパスポート取得の(法律や悪徳エージェントについての)注意点を紹介。第9章で変わった国の例としてサーク島やロワール共和国(自分で探してくださいW)の紹介をしています。第10章でエージェント等の紹介をしています。
この本は、外国人の著者が外国人向けに書かれた本なのでもちろんすべては参考になりません(日本は二重国籍も認められてません)。しかし、アイデアを得るには良い本と言えるかもしれません。一般的な日本人が読んで一番参考になるとしたら、米国のパスポートやグリーンカード(日本人や中国人は好きですけどね)がお勧めできない理由についての記述です。このあたりの記述を読むだけでもこの本の1/3位は価値あると思います。あとは、欧州のサッカーなどが好きな方は、第5章などに興味を持つかもしれません。「スペインのクラブにいるあのアルゼンチン人、スペイン国籍取ったらしいけど、どうしてとれたんだろうか〜?」などといった疑問が少しは解決するかもしれません。
この本をざっと見てると転職雑誌でも読んでいるような気分になる。日本人は土着的(domestic)な思考が強く他の国の国籍を得るとかあまり考えないかもしれないが、海外には転職する感覚で国変えちゃう(望むとも望まなくとも)相当数いることがわかるかと思います。「日本政府GDGDだから他の国の政府にお世話になろうか〜」と国籍変更を選択する日本人も今後は増えるそうな感じもなんとなくしますし、各国の市民権・永住権情報を知識として身につけておいてもよいかもしれませんね。世の中意外に広いですしね。