デビューノベルスの「水のナイフ」、表題作の「セカンド・セレナーデ」と、二本立てです。
コンセプトは『嫌な奴』。
どちらの作品もすごく良いですよ〜。
(*^-^*)
水のナイフの方がストーリー的には好きですね。
それほど歪みもないので、読みやすいです。
明智…、嫌な奴なんだけど、変なとこ、単純で真面目で抜けてるし。
砂原先生もすごくいい人だし。
(こういう先生、理想ですね)
表題作の方は、展開や心理描写が非常に木原音瀬さんらしい話です。
橋本は、天晴れと言える程の嫌な奴です。本当に突き抜けてます。
嫌な奴なんだけど、読んでく内に憎めない部分も出てきたりして、可愛げも出てきます。
嫌な奴なのは全然変わらないんだけど、なんだか可愛いんですよ(笑)。
続編の橋本と監督の丁々発止のやりとりには笑ってしまいました。
あの部分、お気に入りです☆
どちらも、木原作品としての痛みレベルは低く、読者を選ぶことのない内容なので、皆さん、構えることなくお読み頂けるかと思います。
愛情たっぷりのハッピーエンドなので、読後感も良いですし。
木原作品初心者の方には、入門書としてこの本を是非ともお薦めします♪