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セカンド・ショット (角川文庫)
 
 

セカンド・ショット (角川文庫) [文庫]

川島 誠
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

スポーツ、友情、恋愛、セックス、でも、人生ってそれだけじゃない。

電話がなっている。君からだ。未来のエリート少年が抱える、本質的な苦悩とは…?「800」の川島誠がつづる、少年の瞳が見つめたビビッドな生と性の世界。

内容(「BOOK」データベースより)

電話がなっている。君からだ。だけど、ぼくは、受話器をとることができない。いまのぼくには、君と話をする資格なんてない。だって、ぼくは…。あわい初恋が衝撃的なラストを迎える幻の名作「電話がなっている」や、バスケ少年の中学最後の試合を爽快に描いた表題作、スペインを旅する青年の悲しみをつづった書き下ろし作品を含む、文庫オリジナル短篇集。少年という存在の気持ちよさも、やさしさと残酷さも、あまりにも繊細な心の痛みも、のぞきみえる官能すらも―思春期の少年がもつすべての素直な感情がちりばめられた、みずみずしいナイン・ストーリーズ。

登録情報

  • 文庫: 203ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043648022
  • ISBN-13: 978-4043648023
  • 発売日: 2003/02
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 235,133位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
心臓が止まりそうになる衝撃のエンドを持つ '電話がなっている' が再刊されたのは喜ばしい.ただし,ここでは書き下ろしの 'セビージャ' (スペイン語で Sevilla) に注目したい.著者の全作品から想定される著者の経歴がこの短編の中に述べられていると思えるからだ.特に, '何故東大に行かないで京大に行ったのか' という驚くべき記述は,秀才たる著者本人の問題そのものだったであろう.名作 '800' の広瀬君も,多分同じ湘南に住んでいる.だから単線の電車 (江ノ島電鉄) も走っている. この短編は,滅多に表に顔を出さない著者のフィクション化された自叙伝かも知れないのだ.川島 誠ファン必読の文章である.
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形式:文庫
青春小説の大人気作家、川島誠の短編青春物語。

いわゆる「斜に構えた青春」を想像した時に、誰もが思い浮かべるだろうお話が並んでいます。正直に言って僕にはあまり面白くありませんでした。
同じ「斜っぱ青春もの」なら、思いきりネタに走りつつ己の瑞々しさはすべてさらけ出す乙一さんのものや、自分の中へ中へととことんまで入っていってしまって描く本谷さんのものの方が圧倒的にリアルです。

全体的に表面を薄くなぞったような小説という印象で、うーん、よろしくないです。
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By ミーミルの泉 トップ1000レビュアー
形式:文庫
『セカンド・ショット』です。
代表作がスポーツものの作者の9作収録した短編集です。
そして表題作はスポーツものです。が、色々な作品を収録しているという感じもします。
基本的には現代の中学生くらいの男の子を主人公にした思春期もの作品が多いのですが、近未来を舞台にした、ちょっとSF的オチものもあるし、唯一の書き下ろし作『セビージャ』などは作者のプロフィールを考えるともしかしたらかなり自伝的な作品なのかも、と思えます。

全体としては、文章が平易だし本自体も薄いので読みやすくはあります。
しかしいずれの作品も男子中学生の生や性の行き場の無さを主眼にしているということなのですが、純文学、というには男子中学生の一人称文体ではどうも薄く感じてしまいます。
逆にストーリー展開を楽しむことができる作品はあるかというと、強烈なオチとして人気があるらしい『電話がなっている』と、表題作の『セカンド・ショット』がなんとか、というくらいでしょうか。

当然のことながら、本書の読者対象は男子中学生あたりということになるでしょう。非常に等身大なので、感じる物は多いと思います。
評価は★3です。
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