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「竜二」、やはり生きることに不器用な人間。とりまく人々の暖かさ、過ごしてきた日々、ある部分、共感出き、また、そうでない所もありますが、「辻内の世界」を具現化した、間違いのない一冊です。
この「セイジ」の場合はあくまでもかっこよく達観してしまった人間である。
そんなこんなで、この物語が大きく進展する部分までは僕も「セイジ」の魅力に惹かれていた。
だが、正直言って物語の速度が急速に増す中盤以降から終盤にかけては、いまいち。
あの結論は納得できないな。
それは「セイジ」だからだよ。
「セイジ」にしか見えてなかった答えなんだよ。
っていう方向に逃げていったような感である。
解らない僕がその程度の人間って事かもしれないけど、
そこまでの文章が気持ちよかっただけに結末には納得がいかなかった訳である。
でも、読まない方がいいとは思わない。
ぜひ、読んでいただいて、それぞれの答えを導き出して欲しいと思う。
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