駄目駄目な七光り社長だった博之に、眉目秀麗な長身のスーパー秘書・神谷が教育係として
任命され、博之の人生も生き方も一変する。
敬語を使うのにも関わらず「貴方は駄目社長です」とキッパリ言い放つ神谷に当惑・立腹しつつも、
会社のことだけでなく社会一般の知識、文化教養に関しても深い指導をしてくる神谷に反抗出来ない。
だがある時、「下半身のメンテナンスも秘書の義務」という訳の分からない言葉から
体を許してしまい、それから無し崩すように二人の関係は深まって、
更に「会社内部に裏切り者がいる」という確信を持ってしまう博之。
神谷がかつて軍隊にいたという過去。怪しげな連中を使いっ走りにしている様子から
疑問は深まるが…。
こちらも非常に気楽なお菓子のようにつまめるデザート感覚な一冊です。
小山田あみさんのカラー表紙と挿絵はいつもながら美しく、お決まりなエピソードながらも、
神谷の博之に対する保護者的な暖かさが伝わって来て、好ましい。
どうも私は秘書が攻めというパターンに弱いようです。下克上派なんでしょうね。
「村上弘明さんを意識して下さい」と描かれた神谷だそうですが…確かに似てます!凄い!!
お値段も内容と合ってますし、お休みの日や比較的空いている車内で読むにもおススメ。