見出しに「大人になった‘良い子’に捧ぐ」と書かれていますが、本当に作り手は‘良い子’を思って作ったかは疑問です。
赤の章、ピンクの章、黒の章はまあ楽しめますが、他の章はかなりふざけた内容になっています。
青の章は各戦隊1ページの割り当てで、概要、見どころエピソード、主題歌歌詞、時事情報が紹介されていますが、この程度の情報は戦隊ファンにとって常識の範囲内です。
黄色の章では、各ロボの玩具が紹介されており、BJ等の古い作品の玩具を用意できたのは評価しますが、背景の意味が分からない。例として、酒のボトルの隣に置かれているエンジンオー、のようにロボのモチーフや戦隊のイメージと関連しない背景となっており、他にもバスケットゴール、日本酒樽、神社の門等でそれらしいアングルによって撮影されていますが、玩具と不似合過ぎる。
ゴールドの章では過去にヒーローを演じた3人の俳優のインタビューがありますが、千葉雄大(ゴセイレッド)、小澤亮太(ゴーカイレッド)は、それぞれ34、35番目の戦隊のレッドを演じた俳優で統一感がありますが、3人目は高梨臨(シンケンピンク)・・・・。殿は忙しくて呼べなかったのか・・・・。
緑の章は海外の戦隊シリーズ、パワーレンジャーの解説がされていますが、あくまでパワーレンジャーというシリーズのついての解説で、各作品(ジオ、ターボ等)はちょこっと絵で見られる程度の紹介で済まされています。
以上のように、大人になった‘良い子’にとっては物足りない所か、ググればすぐ見つかる情報を延々紹介され、意味不明なグラビアを見せられたり、過去の戦隊ファンの為に作ったという旨の見出しにも関わらず、昭和や平成初期の戦隊俳優ではなく、近年の作品の俳優だけのインタビューだけ等、期待外れの内容になっております。
戦隊統括系の本が欲しいなら「35 SUPER HERO クロニクル feat. 海賊戦隊ゴーカイジャー 公式航海ナビ」を買う事をオススメします。