私が3歳の頃見ていた戦隊シリーズです。
当時幼かったこともあり、ストーリー面はあまり意識して見ていなかったのですが、
その後成長し、年々変わっていく戦隊シリーズを見ていても、妙にライブマンのことが
頭に残っていた記憶があり、当時自分自身、かなり強い印象を受けた作品でした。
そして何年か前、昔を懐かしむ意味でビデオで数話だけ見直していたんですが、
その時、このライブマンという作品が自分にとっていかに強い印象を残した作品であるかが
よく分かりました。
何よりまずは、オープニング曲のかっこよさ。そしてその歌詞の中に込められた意味の深さなど、
その後のどの戦隊の歌と比べても、戦隊史上最高の名曲だと私自身思います。
ストーリー面にしても、悪の組織が人類の征服を企み、それを阻止するためヒーローが戦うという、
お馴染みのストーリーではあるけれども、その敵が主人公(ヒーロー)と知り合い同士である(主人公の
知り合いが敵になる)ということが、実に強い印象を受けました。
中でも、悪の組織に魂を売った者たちが、主人公と同じ学校に所属していた成績優秀者なのに対し、
主人公(レッドファルコン:天宮勇介)が成績下位であった。成績優秀者の方はお互いにライバル視し合っており、
人類征服の際もそれぞれ別のやり方をしていたのに対し、成績下位の主人公はライブマンというチームを組み、仲間と
力を合わせ正義のために戦うという面から、ビデオで見直した頃の学生だった当時、試験での好成績や高学歴など、
優秀な成績ばかりを求める者は、やがて自分より下の人間を見下すようになり、人との協調性を失い、終いには間違った
方向へ進んでいってしまうのではないかというテーマ性も感じました。
ライブマンには、元々3人のチームに2人の追加戦士が加わることで従来同様5人の戦士になるというチーム構成や、
2体のロボの合体によるスーパー合体ロボなど、純粋に戦隊シリーズとしての魅力もたくさんありますが、私は
この作品に込められたストーリーやテーマ性を押します。
命の尊さ、生きるものとして本当に大切なものは何かなど、実に深いメッセージがたくさん込められたこの作品。
見たことがない人でも、特撮が好きな人ならば見ていただきたい作品です。