ご指摘のように本書はデフォルメの本でございます。
これは、より自分らしいキャラ、マンガらしいキャラを生み出したい、描いてみたいかた達の手がかりに少しでもなればーという思いで書かれたものです。
ご存知のように、マンガやアニメ、表現世界のキャラクターは、リアルに近いキャラばかりではありません。チビキャラに代表される「カワイイ」「楽しい」スタイルバランスのキャラクターもたくさん活躍しています。
デフォルメキャラは、人体のバランスそのものからデフォルメされていて、その動きは時として筋肉や骨格の基本をすら凌駕(りょうが)する動きを持ちます。そこに、マンガならではの楽しさや面白さも生まれてきます。
こういったデフォルメされた、ある意味マンガ本来のキャラの描き方は、「人体の基本構造などを学ぶこと」だけからつかみ取るには、難しいものがあるのではないでしょうか。
人体の基本や構造に準じたキャラを「外面的なリアリティ」とするならば、デフォルメキャラはより描き手のイメージやビジョンを反映する「内面的なリアリティ」です。
デフォルメキャラの動きや表現を学ぶことによって、スタイリッシュなキャラクターの演技や動きの幅が飛躍的に広がった…という話を、知人のマンガ家さんから聞くこともあります。
「バカバカしいほどの楽しい動き」の表現のためには、人体の構造や筋肉の動きなどは、極端にいえば不要、無意味ですらあり、知った上で崩せるものと、知らないからこそ崩せるものすら、そこにはあるのです。
この意味において、本書は「スーパーマンガデッサン」の対極にあり、むしろ補完する、相補的な意味あいを持つもので、太極図をイメージするなら、前書が「陰」、本書は「陽」なのです。
キャラ表現の幅、作品ビジョンの構築などに、本書をお役立て頂ければ幸いです。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
用途によっては使えるかも。,
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レビュー対象商品: スーパー何頭身デッサン―理にかなった決めデッサン (Super Manga Dessin Series) (単行本)
同シリーズのスーパーマンガデッサンがあれば十分かなという気がしますが、自分は苦手なチビキャラを描く時に参考にするつもりで買いました。 ただその2頭身、3頭身キャラの部分で絵柄が古く感じることと、 多数の作家さんが参加しているのが散漫な感じになってしまってるのが惜しい。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
まあまあ,
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レビュー対象商品: スーパー何頭身デッサン―理にかなった決めデッサン (Super Manga Dessin Series) (単行本)
悪くはないと思います。ただ、これはやや中級者向けな感じです。もっと基本が知りたいという方は同社から出版されている「マンガの描き方徹底ガイド」などの方がいいかもしれません。同じキャラで頭身を変えてイメチェンしたいと言う場合にはそのポイントが記述されていますので、便利ですね。
27 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
徹底的な頭身バランス解説,
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レビュー対象商品: スーパー何頭身デッサン―理にかなった決めデッサン (Super Manga Dessin Series) (単行本)
まだ前回のシリーズ本を実践しないうちから買ってしまいましたが(苦笑)タイトル通り頭身別に体全体のバランスから喜怒哀楽の表現、動きのある絵の描き方など、前回に増して幅広い内容を取り扱っていますね。こういう傾向になると偏りや物足りなさが付きまとうものですが、それも上手にカバーした内容で実例を挙げていると思います。 この本で網羅されている絵を模写練習するだけでも十分身につきそうな感じもします。
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