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ドルアーガシリーズは迷路が多かったという印象ですが、本作は「迷宮」ですね。双方向迷路というのがいまいちアレルギーという人にとっても、あくまでもイベント中心で楽しめます。迷路はあくまでもイベントとイベントをつなぐものです。
イベントも工夫されていますね。同じ場所へ行っても、チェックポイント次第では違ったイベントが起きます。
登場する仲間も個性的です。メスロン、タウルス、カイをほうふつとさせるキャラであるのがなんとなく嬉しいところです。
仲間との会話、会話や地の文でのギャグがちょっと安っぽく感じる部分はありますけど。「悪の十字架」とか……
あっさり味のファイティング・ファンタジーシリーズと比較すると、こってり味の鈴木直人作品は、読者個人の好みの差が出るでしょうが、単発ですから、味の濃さに飽きる前にクリアできるのではないでしょうか?そういう意味ではリンクミスがつくづく痛いです。
ゲームブック作家鈴木直人氏の当時の作品は、ドルアーガシリーズ、パンタクルシリーズ、それとこのスーパー・ブラックオニキスがあります。
どれも自分で地図をかきながら話を進めるという、画期的なシステムです。
その中でもスーパー・ブラックオニキスはゲームバランスの良さという点では出色の作品です。
読者は思う存分迷路探検を楽しむことが出来ます。
鈴木直人作品をやったことの無い人、他の作品をやったが、敵が強すぎて諦めてしまった人にはぜひともお薦めの作品です。
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