いま、「コレがウケているらしい」というマーケティングありきの仕事は世間に受け入れられない。いまヒットしてるもののほとんどが製作側が「楽しくてしょうがないから、やってます」というもののような気がする。
そういう「しくまれた」系の商品で満足する世の中じゃなくなっちゃったのだと思う。
そこへいくと、森井ユカ氏はまた酔狂な本を出して、さらにソレに乗ってる講談社もおもしろくてたまらない。
誌面上のこれらをゲットするには相当いろんなご苦労もあったろうにカラッと戦利品だけを私たちに紹介してくれる。コレがかっこいいです。
取り上げられてる商品はいつもながら、「へーそんなものも売ってるんだ」「日本にもコレがあったらいいのにな」「こんなもの、こうすりゃ事足りるじゃねえか」とツッコミを入れながら北欧という異文化を知る。そんなおもしろなモノがふんだん。
そうそう。これまでこのシリーズは、「ヨーロッパ編」「アジア編」「アメリカ編」など、わたしが行ったことのある国だったんで気づかなかったが、今回はイメージがなかった北欧を、日用品から国民性が知れておもしろかった。アイスランドとハワイの似てるトコなんて・・
モンティパイソンが「フィンランドが退屈」って歌われてるけど、この本を見ると、デンマークの人はマジメそうな・・
誌面上のラインナップが充実するほどに「これ欲しい」と思う事が多いから、ネット書籍にして通販も出来るようにすればいいのにとも一瞬、思ったが、「売る」という気がないからこそ、コレだけ「目に楽しい」一冊のパッケージが出来上がるんだろうな。
写真が相変わらずかわいい。風景写真は仕込んだのか!?というような人(や動物)や背景がゴキゲンな絵面を作っていて、取材班に「引き」があるんだなと思った。
あー、おもしろかった!また最初っから見ようっと。
P.S.
68P「恐竜形砂糖菓子」の「がた」は「型」?。