14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっぱりスーパーマンは最高!,, 2007/1/27
レビュー対象商品: スーパーマン リターンズ [DVD] (DVD)
クリストファー・リーブ→ブランドン・ラウスへの交代は全然違和感ありません。
以前の作品に比べ(特に第2作)アクションシーンは減ってますが、
それでも、冒頭の飛行機のシーンは、「らしさ」が遺憾なく発揮されてますね。
いやいや、びっくりしました。
「強さ」というのはこういうものなのかなと。
納得の一本です。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
劇場で見ればよかった・・・, 2007/8/24
レビュー対象商品: スーパーマン リターンズ [DVD] (DVD)
アメコミ映画ではずすことが多かった近年、ネタ切れハリウッドの苦肉の策のスーパーマンか・・・と決め付けていましたが、アクション、人間ドラマ、切ないラブストーリーが見事に配分された作品です。劇場で見ればよかったと、後悔しました。
スーパーマンの帰還後、最初の見せ場となる飛行機を止めるシーンで、スーパーマンがどれほどスーパーなのか度肝を抜かれることでしょう。映画、テレビシリーズとスーパーマンは見てきましたが、ここまでのスピードと力があるとは正直思っていませんでした。飛行機が急降下していく間のスーパーマンの動きも細かく、しなやかで、決して手を抜かずに描かれています。あの機内の状況下、よくロイスが生きていた・・・とは思いましたが(笑)
ラストの見せ場もスーパーパワー炸裂です。今までのヒーローの中で最も重いものを持ち上げた人ではないでしょうか。
私はこの映画は立派なラブストーリーだとも思います。
二人きりの飛行シーンは最高にロマンチックです。ロイスのフィアンセ・リチャードに対するライバル心が、あくまでも紳士的に振る舞うスーパーマンの言動、行動中に垣間見え、彼も1人の男であることが痛いほど伝わってきます。
Good Byeがつらすぎて言えずに去ったのは5年前。ロイスに「さよならの一言くらいいえたはず」と詰め寄られ「愛していない」とまで言われてしまう。後半、決死の行動に出る前スーパーマンがロイスに告げる「Good Bye, Lois...」には涙が出ました。
多くを語らぬスーパーマンですが、彼の瞳から、闘志、苦悩、安堵、絶望、喜び、慈しみ・・・心の機微をつぶさに感じ取ることができるはずです。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
スーパーパワーを悪用したストーカーマン…, 2008/9/17
レビュー対象商品: スーパーマン リターンズ [DVD] (DVD)
飛行機を受け止めるとこまではすごく格好良かった。そこまでは本当に最高のスーパーマンだった。
でも、その後は…。 時代劇というか日本的なヒーロー像にすごく憧れをもって成人したためか、アメリカ的な(?)
『昔の彼女に今、家庭があっても顧みずに抱き締める』
『家庭がある彼女の心が揺らぐようなことをくちばしる。または感じさせる』
のが受け入れられなかった。さらにはあまつさえ唇を重ねようとする始末…。
彼女の今の家まで行って盗(透)視し、盗聴し、空に拉致し、心惑わす様がヒーローとは認められなかった。 弱さがあってもいい。でもこれは弱さあるヒーローじゃない。ただのストーカーだよ。
彼女の今の幸せのため、黙って、彼女に会わず、彼女の知らぬとこで、命を張って彼女の危機を回避する。
それでもいいじゃない。誰にも認められなくても正義を成そうよ。
例えば、故あって罪に問われて牢に入れられていた男が出所。しかしかつての妻は商人と再婚。その商人は代官にはめられ、商いに、そして元妻に危機が迫る。男は彼女に会わず、人知れずそっと独り別れを告げ代官を討ち、散る。とか。
でも飛行機を墜落から守るとこまでは最ッ高に格好良い。
しかし、今回の『スーパーマン』の真のヒーローはリチャードだ。
ただの人間、ただの父親、スーパーパワーもないただの男が、妻子のために命を賭ける。 この無力な男は危険の中最後まで妻子を離さなかった。スーパーヒーロー・リチャードに喝采を。
ただ一番辛いのも、実はスーパーマンではなくリチャードなのだけど…ね。息子の設定とか。単にスーパーマンとヒロインの関係を続けさせるためだけにあんなのは…。善人なのに報われないなリチャード。
アメリカ人は『妖怪人間ベム(昭和版)』を最終回だけでいいから一度見るべきだと思う。誰に認められなくとも『人知れず』悪をくじく。だからかっこいいんだ。孤独孤独と叫びながら、ハンサムで、必ず美人のよき理解者がいて、最後は報われる。そういう『自称、孤独な』ヒーローからアメリカはいい加減脱却してもいいのではないだろうか。
それと白馬のハンサム王子様を支えるヒロインに過度の自己投影をしてしまうあまり、ヒーローの周辺を見る能力の低い(今回ならEDでリチャードをまったく思い遣れないタイプの)一部の女性客ばかりを相手にしていては脚本が成長できない。売り上げは上がるのかもしれないが。
『卒業』以来『スパイダーマン2』『スーパーマン』と、これからのハリウッドはヒーローとヒロインとの関係が課題か。