DS(ディレクト・システム)ってどういうものがあって、どんな働きをするのか、実在の選手たちを例にとって見せてくれるのが、この本です。何しろ実例があるので、わかりやすい。
取り上げられている選手たちが、ちょっと古いかな、というのは否めませんが、逆に言えば誰でも(?年齢によるかも)知っている、動きが思い浮かぶ選手たち、とも言えます。で、動きをイメージしながら読むと、思わず納得してしまう事例の数々。中でもイチオシは、長嶋茂雄氏。現役時代の動きをVTRなんかで見たことのある方は、「そうそう、そう!!」と思わず興奮してしまうかも。(笑) あと、貴乃花はあのまま、あの女優と結婚していれば、スゴイ大横綱になってたかも知れないのか?!とか。(スイマセン、たぶん「本題」とは関係ないんだけど、個人的に興味を覚えたもので。ただし、そのメカニズム?が十分に説明されている訳ではありませんので、あしからず。) マイナス点は、DS図と文章を何度も行ったり来たりして読まなくてはならない点。これがムックで、見開きに図と文章が一緒に載ってたら、とは何度も思いました。
総じて、DSって、なんか面白いぞ、と思える本。“身体意識の構造と機能”?? 難しそうでとっつきにくい、と感じる人は、まずは、読んでみたらいいと思います。何となくわかってくるし、興味が湧きます。