書店で、手に取った時は、さすがの分厚さに少々驚きましたが、スーパーカー世代としてはつい・・・。車雑誌を読む方には、おなじみの著者ですが、本書は単なる解説本ではなく、巻末の解説にも書かれていますが、まさに物語です。改めて時代に輝いてきた車達や、人々の物語です。ご贔屓のスーパーカー達を著者が例の「沢村モノサシ」で眺めてゆく、その物語の渦に引き込まれていく感覚は、まったくジャンルは違いますが、初期の夢枕獏や菊池秀行のSF小説のようであり、次項次項と勢いで読み進んでしまいました。車が好きならば、スーパーカーが好きならば、是非ご一読をお勧めします。
物語を楽しむのもよし、「沢村モノサシ」と「読者モノサシ」を本書の上で含蓄を戦わせながら読むのも楽しいかと思います。
いや〜よかった。通勤のお供に一週間かかりました。読むのに・・・・