私が書いた本です。
私の伝えたいことは本当にシンプルなことにすぎません。
お客さんはいいものを作れば喜んでくれるし、またその店に来ます。正直に作ればいいのです。安全とおいしさを追及すれば、売り上げはあとからついてきます。
店には一番おいしいものをおいしいときに並べるのが基本です。
その大前提を無視して利益のみを追求するから、おかしなことになるのです。ヨークベニマルの第9章のように、1回はお客様をだまして儲かったとしても、2回目からは買ってくれません。ということは長い目で見て、経営的に損をするということです。
「お客さんを自分の家族と思って」という提案は、うわべの取り繕いでも偽善でも何でもありません。そうすることによって、お互いに喜びが生まれ、よりよい結果が生まれるからです。
スーパー側への提案が続いてしまいましたが、お客さんにとっても同じことです。地元のスーパーを愛し、育てるという心が、地域を守り、町を守ることに
つながるのです。
地域社会と交流し、地元民に愛されるスーパーが、日本のあちこちに生まれることを願ってやみません。
是非、素敵な買い物をするための参考にしてください。