内容紹介
ベッドの中で甘い会話をする。こんなふうに男の腕に抱かれ、指先で唇をくすぐられ、髪にキスされて、馴染んで和んでしまえるなんて、数ヶ月前の自分では信じられないだろう、と塔山は思った。
自分がそんな人間だったことも驚きだが、その恋人が、同じ会社の部下だなんて、出来すぎな話だ。
もっともその彼が自分をこんなにしてしまったのだから。
私の性癖を暴いたのも、彼の言葉や指に感じてしまうようになったのも、虐められるのが……嫌いじゃなくなったのも……。
「みんな俺のせい?」
恋人がまた意地悪をしようとする笑顔で聞いてくる。
「君のせいじゃないの?」
「課長に素養があったんでしょう?」
「こんなときにその呼び方は……」
「だって、その方がイケナイことしてるみたいでドキドキするもの。課長もそうでしょ?」
自分がそんな人間だったことも驚きだが、その恋人が、同じ会社の部下だなんて、出来すぎな話だ。
もっともその彼が自分をこんなにしてしまったのだから。
私の性癖を暴いたのも、彼の言葉や指に感じてしまうようになったのも、虐められるのが……嫌いじゃなくなったのも……。
「みんな俺のせい?」
恋人がまた意地悪をしようとする笑顔で聞いてくる。
「君のせいじゃないの?」
「課長に素養があったんでしょう?」
「こんなときにその呼び方は……」
「だって、その方がイケナイことしてるみたいでドキドキするもの。課長もそうでしょ?」
