ワタクシが初めてのレヴュアーになってしまうとは・・。しかし、プルーストの「スワンの恋」ぐらい恋愛について完璧に語り尽くしている章はないのに、どうしたんだ?ニッポンの若者諸君!皆さん、恋愛は実践ばかりでなく?理論の方もタマにはお勉強なさるのもよいかと思いますよ。バルトの「恋愛のデイスクール」じゃありませんが、「言語は不在から生まれる」っていうのの典型的な見本なんですから。もう、パリ中、一晩中ストーカーしちゃうから!みたいなスワンが最高笑えるのに。
「カトレアする」って時代がかっていて、とっても可愛いし、「愛の国家?国歌」とかね〜・・もうどうしようもなくプルースト。恋愛にだんだんしらけて疲れて来たスワンが、オデットのことをある日「フィレンチェ派の作品」と呼ぶようになって、自分でもびっくりするぐらい惚れ直しちゃったりするあたり、最高に面白いのに。
まあ、そうですね。恋愛が長くなってなんだか地金が出て来て、そろそろ潮時かな?なんて思っても、突然相手が、あれ?もしかしてあの往年の小津映画の佐分利信に似てるかも?とか、原節子の若い時にそっくり?なんて感じに気がついてまた恋愛再燃?なんて事・・もう若いお方にはありえないかな?まあ、しょうがないか。