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スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)
 
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スローリズム (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]

杉原 理生 , 木下 けい子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「おまえだけは絶対好きにならないから」高校の頃、親友から告げられた一言。あれから十二年、その言葉どおり僕たちは友人のまま…。

(イラスト:木下けい子)

内容(「BOOK」データベースより)

水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが…。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 286ページ
  • 出版社: 幻冬舎コミックス (2008/3/17)
  • ISBN-10: 4344812972
  • ISBN-13: 978-4344812970
  • 発売日: 2008/3/17
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
54 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 あびさん
形式:文庫|Amazonで購入
ゲイとノンケの、題名どおりゆっくりしたお話で、ノンケ(受)視点で語られます。高校時代に、親友からゲイであることを告白されると同時に、「でもお前だけは好きにならない」といわれた主人公。それから12年。微妙な均衡を保つ二人の仲が「恋愛」になるまでがじっくり、抒情的に描かれています。

読者にとっては、親友のセリフが、彼の本心を裏書していることは明白です。しかし、主人公も、相手の気持ちに半ば気づいている。そのことが、特に事件が起こるでもないこの地味な物語に、息詰まる緊張感を与えています。

主人公は、天然で、人の心の機微にやや疎く、物事に対してなかなか心が動かないタイプ。これまで本当に恋愛をしてきたとも言えない、そんな男です。ですが、さすがに12年もつきあっているので、自分と親友の関係がひどくデリケートなバランスの上に成り立っていることが分かっている。そのバランスに、いわく言い難い居心地の悪さと、甘美な心地よさの両方を感じていて、自分の気持ちをどう整理すべきかがよく分かっていません。半ば無自覚に、相手を試すような言動をとったりもします。

これは、相手にとっては生殺しのかなりツライ状況ですね。

二人の共通の友人や後輩から見れば、二人の関係は「見ちゃおれん」という危うさ。なかでも後輩のほうは、主人公に横恋慕し
... 続きを読む ›
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 スローもいいよね 2008/5/19
投稿者 オードリー
形式:文庫
世の中、何もかにもスピードが速くなっている。
恋愛の仕方もしかり。
でもこの二人は、違った。
スローとゆうより、止めてしまった思い。
好きだと思う気持ち。好かれているんだと感じる気持ち。
でもやっぱり、止めることはできなくて、
溢れ出た思いをぶつけ合うことに。

性急で燃え上がるような恋もいいけど、
こんなゆっくりとした恋もいいなと、思わせてくれる作品です。
(実際にこんな恋をしたら、苦しくて仕方ないと思うけど・・・)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 しっかりした心理描写が良かった。 2008/11/28
投稿者 YUHKI
形式:文庫
非常にしっかりした心理描写が良かったです。内容も自然で、地に足が着いた作者の真面目さが窺える作品でした。普通の感覚ってこんなものですよね。相手が本当に大切だからこそ、相手を失いたくないからこそ臆病になってしまう、矢萩の気持ちは実によく分かります。自分の気持ち以上に相手の気持ちを思いやって尊重する。それこそ本当の愛情ではないでしょうか?躰だけ奪ったところで相手の心がそこになければ無意味で虚しいだけです。矢萩はそれを知っています。理性的で利口な男だと思います。ゆっくりとしっかりと相手を思いやって来たからこそ、矢萩は彼の恋を成就出来たのでしょうね。水森はかなり人の心の機微に疎いです。ちょっと疎すぎるくらい。でも私は結構水森はお気に入りです。こんなタイプの人間ってかなり好きかも知れない。何より女々しくないところが良いですね。ちょっと頭で考えすぎて口に出さなさすぎなきらいはありますが、そこは矢萩も同様で…。それでいて、きつい言葉は余り考えなくポロッと出してしまう。何かとても人間的ですよね。ま、ちょっと天然?なかなか味があります。登場人物にイヤな人がいなかったのも読後感が良かったのかなァ?人物の心理描写がしっかりなされていて、独り善がりでなく、この作者の他作品ももっと読んでみたいなァ、と思わされた作品でした。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ゆっくりと、けれど確実に 2008/11/13
投稿者 life
形式:文庫
スローにもほどがあるけど多分現実ならばこれがほんとう。

自分の気持ちに気づかないフリをして、相手をはぐらかしたままつづいていく「友情」。

何故ならその気持ちは決して周囲に祝福されないことだから。

けれど社会的に「問題のない」日々を望みながらも本当に、彼をうしなうとなったら?

主人公のグルグルする気持ちのなかにある狡さや弱さより想いの強さが強くなる過程がじわりじわりと読み手に伝わります。

木下けい子さんのイラストがハマりすぎるくらいはまる作品。

木下さんの漫画『キスブルー』が好きな方なら機会があれば手に取られてみても。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 染み入る想い 2009/9/10
投稿者 かさね
形式:文庫
大切すぎて失うことが出来ないために水森に対して友人という関係を12年もひたすら守り続けてきた矢萩。高校時代に矢萩にゲイだと打ち明けられ、同時に何故だかお前だけは絶対に好きにならないと宣言され、その真意が分からずずっとモヤモヤした気持ちを引きずってきた水森。この2人の12年来の友情がゆっくりと恋愛関係に進展して行く様子が丁寧に描かれています。愛の告白シーンでは目が潤んでしまいました。”愛してる”の重さをずっしり感じました。

最後に一読者としての勝手な希望を言わせてもらうと、高校時代に矢萩が水森をどう言うきっかけで好きになったのかとか、恋煩いする高校生矢萩の詳細な話をもう少し入れて欲しかったです。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 平坦で何気ない日々の重さ
買って2ヶ月の間に、五回以上読み返しています。 それくらいハマりました。 非常に深い…。

何も大きな事件はありません。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: シロツメクサ
5つ星のうち 3.0 題名と同じスローな展開。
すごくゆっくりに矢作を好きになっていった水森。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 藤乃
5つ星のうち 4.0 臆病な攻めと鈍感な受け
木下さんのイラストがお話に鮮やかな彩りを添えてます。... 続きを読む
投稿日: 2012/1/26 投稿者: からくち
5つ星のうち 5.0 果物が熟すように
高校からのつきあいの水森と矢萩は親友以上恋人未満の微妙な関係をもう12年も続けている。少し鈍感な水森は矢萩の気持ちも自分の気持ちもはっきりとわからない。矢萩の言っ... 続きを読む
投稿日: 2009/7/11 投稿者: 由木
5つ星のうち 2.0 もう少し盛り上がりが欲しかった。
ある所でレビューを見て、非常に期待しながら読みました。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/21 投稿者: maimai
5つ星のうち 3.0 題名通りです
高校時代にゲイである事を告白した矢萩から言われた「お前だけは絶対に好きにならないから」その言葉が水森の深層心理に澱みの様にある為に、お互いの思いが伝わるまでが歯... 続きを読む
投稿日: 2008/3/28 投稿者: satti
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