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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
よかったぁ,
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レビュー対象商品: スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書) (新書)
とってもいい本でした。形でないものを残すこと 心豊かに暮らすこと アメリカ人や日本人ばかりだと地球が1個じゃ足りないこと。 いろいろなことを教えてくれました。 綾町の話もとても美しかったです。 「流行に乗っかった本」と思っていましたが、 筑紫さんは前々からこういうことを考え、実践されてきたのですね。 景気が悪い、悪いといわれている今だからこそ、 単なる「お金」による豊かさだけでなく (それもとても重要ですが) 心の豊かさ、満ち足りた生活を送りたいものだ、と これを読んで痛感しました。 ご本人も仰っている通り、脱線、道草をしながら その博識さをあますところなく披露し、 きらいでない感じの冗長さがあります。 まるで筑紫さんのおしゃべりをライブで聞いているような。 イタリアの話し、映画の話、給食の話し、 食事の話、テロリズム、アメリカや世界の政治。 さすがジャーナリストというだけあって、 いろいろな切り口から「スローとファスト」について述べられています。 筑紫さんにとっては少し「雑談っぽい」感じの本著かもしれませんが、 私にとってはこの冗長な道草が大いに勉強になりました。 ここから読んでみたい本、見てみたい映画もたくさん出ました。 この本の中では「このままではどうなるんだ、日本?」と憂いて おられましたが、今はどう思われているのでしょうか・・・。 ご冥福をお祈りします。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
道草をしなくなった日本人,
By KEN (船橋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書) (新書)
「スローライフ」、「IT技術の発展」、「マクドナルド」、「心の病」これらは本書の中で取り上げられているキーワードである。もちろんスローライフと密接なかかわりをもつ。IT技術の発展により、我われは「ドックイヤー」(つまりかつての7年が1年に匹敵する)とよばれる時代を生きるようになった。筆者は「ITで人は幸せになれるのだろうか」という問いかけをしている。また、マクドナルドに代表されるファーストフードの氾濫、さらに荒れた食生活が身体だけでなく、我われの脳や心にも大きく影響を与えようとしている。 そうした中で、「スローライフ」というものをキーワードにスローに生きることの意味、可能性を全国各地の食生活、教育、旅の実例を交えて考えてみる本だ。 読んでいくと、かなり深く、深刻な現実も目に飛び込んでくる。 例えば沖縄県。平均寿命をみてみると、女性は依然として全国一位。だが男性はなんと26位に転落してしまったらしい。沖縄の食、とくに外食の「非沖縄化」を原因のひとつとして取り上げていた。日本は世界でも長寿の国であるが、これほど老後に不安を抱えたくにも珍しいと指摘する。 これから、スローな生活を送りたいと考えている人にとっては、多少なりともヒントを与えてくれる本ではないだろうか。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
飄逸(ひょういつ)な人生を・・・・,
By 永久機関∞ (神戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書) (新書)
毎晩、深夜のニュース番組で”多事争論”などで知られている著者が、自身の生活スタイルを客観的 な視点で捉えて、親交の深い知人や友人のスローで 感性豊かな人生を考察している。 毎晩、深夜のニュースでキャスターを務めているのは 見ているものの、実際に著者の考えや視点に具体的に 触れることはなかった。 著者は生まれ故郷である大分県日田市で、次なる世代 に残すべきものを、市民の視線となって一緒に考える 「市民大学」を開設したのである。 地域が活性化する、ひとつのケースモデルの成功例と して広く紹介されたのは、あまりにも有名である。 飄逸でスローな人生を求めて、独特な感性で綴られた 文章は、大いなる説得力と寛容力で読者を包み込んで くれる充実の一冊である。
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