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スローなブギにしてくれ (角川文庫 緑 371-4)
 
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スローなブギにしてくれ (角川文庫 緑 371-4) [文庫]

片岡 義男
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

片岡義男の永遠のベストセラー。 青春小説の傑作!

彼の第三京浜は今日も薄曇り。走っても止まっても、うんざりの毎日へ、類は友を呼んであいつが現れた。ヘッドライトを消すと夜明けが来て、いよいよ朝のどんづまり。わかってない奴らは、これを「青春」と呼ぶ。

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

七月。夕暮れの第三京浜を疾走するムスタングから次々とほうり出される仔猫。少年は一匹を拾い上げ「死ぬときはいっしょだ」と、ムスタングをしゃにむに追いはじめる…。オートバイで走ることでしか生の実感を得られない少年と、仔猫に切ない愛情を注ぐ少女との出逢い。行き場のない若さの倦怠を鮮やかな筆致で描き、七〇年代後半から八〇年代に圧倒的支持を受けた片岡文学の名作をニュー・エディションで贈る。表題作のほか『ハートブレイクなんて、へっちゃら』など四作品を収録。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 289ページ
  • 出版社: 角川書店 (1979/06)
  • ISBN-10: 404137104X
  • ISBN-13: 978-4041371046
  • 発売日: 1979/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 643,934位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本のハードボイルド作家の巨匠と言えば、片岡義男その人である(私見だが)。ハードボイルド小説とは、常に荒々しさを強調して描くものだ。しかし、一級のハードボイルドと云えるのは、その荒々しさの奥に潜む穏やかさを描けているかどうかだと私は思う。片岡氏の小説にはそれがまざまざと描かれている。この小説は五つの短編からなる作品集である。若者たちの青春と倦怠がリズミカルに表現されている。どの作品も秀逸だが、中でも私は表題作にもなっている「スローなブギにしてくれ」がお気に入りだ。バイク好きの少年とネコ好きの少女の風変わりな生活を描いたもので、冒頭のバイクの疾走シーンを読み始めると、一気に作品の世界に惹きこまれる。少年と少女が交わす会話もまた楽しい。作品全体の底流に、優しさと穏やかな空気が流れている。この空気に束の間浸かってみるのも、一興だと思う。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 この本が新装版として売られることになったとしたら、どこに置いて売るべきだろう?
と考えた。つまり、どんな人にオススメしたいか? ということであり、もっと言えば
この本の読後感には、どんな人なら満足するだろうか? ということだ。
 新幹線に乗り込む前の人が立ち寄る駅の売店だろうか? だったら、重すぎたり考えさせ
られる本は適さない。この本なら、到着後の心理に影響も出ず、いいかもしれない。
あるいは心の友といえる一冊を探す人が行くような、フロアごとに違うジャンルの書籍を
揃える大型書店だろうか? もちろん、心の一冊にする人は少なからずいるはずだ、本の
趣味は千差万別なのだし。コンビニの雑誌陳列棚の手前にある、占い本の隣あたりは
どうだろう? ちょうど松下幸之助の人生訓の隣あたりか。読みやすさから言えば本作は
流し読みが許される内容であり、観たいテレビ番組まで持て余した一時間で読み切れる。
 読む人を選ばないかわりに、読後感に手ごたえはない。いや、何が起こるのだろう? と
期待させられ続けた挙句いきなり終わる、と言ったほうがいいかもしれない。
 しかし、描き出したい世界観はとてもはっきりしている。それは他人から見たら理解でき
ない意地やこだわりを持って生きている、若者の世界である。本作を読んだ人が、意味が
ない、何が言いたかったのかわからない、という感想を持つのは、ある意味で当然のこと
なのだ。この本はきっとそれでいいのだ。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
タバコや、酒や、バイク、ロック。
1970-80年代の若者たち。
心ってのはやっぱり単純じゃないし、そう簡単に生きられないね。
少なくとも今だけは何も考えずにやりたいことをやってたいよ。
でも・・・。
って、夢やら、目的やら、恋やら、なんやらって、いろんなものを内に秘めてる若者たちの、表に弾けてくる行動をドラマとして切り取った短編5編。
ちょっと昔の青春フィルムをみている感じでおもしろかったです。
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