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スローなビジネスに帰れ―eに踊らされた日本企業への処方箋
 
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スローなビジネスに帰れ―eに踊らされた日本企業への処方箋 [単行本]

阪本 啓一
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

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   マーケティングコンサルタントとして活躍し、セス・ゴーディンの『パーミションマーケティング』などの翻訳でも知られる阪本啓一が、行き過ぎたアメリカン・マーケティングを批判し、日本独自のマーケティング理論の構築を主張した書。ITが必ずしも顧客満足を高めていないという前提のもと、地に足をつけて製品やサービスを育て上げることをすすめている。

   日本のビジネス界では、まだまだアメリカ礼賛の傾向が強いが、著者によると、現在のアメリカは以下の3つの症候群にむしばまれている。

  • 「ビジネスの本質を忘れた症候群」…モノ、サービスの質が落ち、方法論に終始している
  • 「パーティは終わった症候群」…ネットバブルの崩壊
  • 「なんでもインターネット症候群」…インターネットという手段の目的化
       これらの症候群によって、アメリカ企業はビジネスの本質を見失い、顧客満足をむしろ低下させており、それを促進したのがマーケターやその他の経営思想家である、というのが著者の主張である。マイケル・ポーターの「(日本は)改善することは得意だが、差別化して独自のものをつくる、独自の方法を取ることが無い」という言葉に、日本の隠れた優良企業の実例をもって反論している点は痛快ですらある。

       著者はこうして従来のマーケティングに異論を唱えたうえで、日本企業への処方箋を提示している。ロングセラー商品から学ぶべきことや、QOL(Quality Of Life)の向上を念頭に置いたビジョンの重要性、著者が体験したサービスの実例など、さまざまな話が盛り込まれており、決して飽きさせることがない。

       本書を読むことで、真の顧客満足とは何か、そしてそれがe-ビジネスの現状といかに乖離(かいり)しているかを知ることができる。そして、スローではあるが、着実に顧客のハートをつかむことの重要性を再認識させられる。(土井英司)

内容(「BOOK」データベースより)

いかに売るかよりも何を売るかをじっくり説く阪本啓一書き下ろし、日本型「商売原論」。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: インプレス (2001/09)
  • ISBN-10: 4844315595
  • ISBN-13: 978-4844315599
  • 発売日: 2001/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 899,906位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
IT/ベンチャーブームやスピード経営といったところで、日本も米国に追いつけ追い越せムードで進めようとしてきたところでありますが、ここにきてインターネットバブルが正規の株価に戻され、$にめがくらんだ投資家も目が肥えてきたような現状になっています。そしてバーチャルな世界(インターネット)とともに現実の世界で実力を持っている企業が再び巻き返しを起こっているように思えます。
そういった現状を踏まえながら、本書を読むと、「うむうむ、その通り」と思えることが多々あります。

特に筆者はシリコンアレーに住んでいるわけですが、その経験をもとに米国におけるバーチャルな見た目のよさとは裏腹にサービスの質の低さにあきれかえっているレポートは「ほんまかいな!」ものです。

著者の処方箋を引用させていただくと

(1)中華思想で考えよう(世界の中心は自分が立っているここである)
(2)ロングセラーに学ぼう
(3)匠の知恵に学ぼう
(4)ニ眼レフで考えよう
(5)ブランドを行動しよう
(6)想像力に翼を
(7)笑顔で経営しよう

です。すなわちお客様・生活を営んでいる人の視点で、生活の質を向上させる(ブランド)を提供する。そしてそのブランドは恒久的であるものが好ましいと訴えています。あわせて米国のサービスの低品質をぶっとばせ!ということで、日本の気配り、したたかさが武器になってくるのでは?と思ったりします。

本当に注力できる自分のブランドを構築していきたいですね。それは当人の夢であり、長期ビジョンであり、夢を考えるにあたって想像力が膨らみ、笑顔で経営できることになるものだと思います。

スピードな世の中に疲れた人、疑問を持っている人にお勧めです。

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By カスタマー
形式:単行本
歯切れが良く、わかり易くインパクトのあるメッセージの満載で、あっとう間に読めました。オールドエコノミーとして、時代遅れの産業と見られていたアパレル、日用雑貨、メーカーなどの成功ビジネスの事例を豊富に取り上げながら、地に足をつけて、周りに踊らされず、顧客との対話を続け、自らの技術を磨くという、本来あるべきちゃんとしたビジネスの姿勢が大事であることに改めて気づかせてくれる本です。

ただ気になるのが、「eビジネスは悪だ」とでも言いたいかのような二元論展開が強いところです。著者の指摘の通り、単純にEコマースサイトを立ち上げたからといって、うまく行っていない企業は多いですし、多くのネットベンチャー企業が窮地に立たされているのも事実ですが、かといって成功していない企業がないわけではありません。既存の企業も含め、BtoB分野を始めとしてe化が進んでいるのも事実と思います。確かに夢の時代は終わりましたが...
どちらにしても、eビジネスに従事する方には、自戒の念で一見の価値ありと思います。

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形式:単行本
「パーミッション・マーケティング」や「インビジブル・マーケティング」の翻訳で知られる阪本啓一氏の書き下ろし新作。

極めてまっとうなことを言っていて、タメになるのはたしかだろう。でも正直なんとなく違和感を感じるそんな内容だった。この違和感がどこからくるのか分からないけど…。

「eに踊らされた日本企業へ処方箋」と副題にあるが、著者自身、そういった企業相手にビジネスをしてきたんじゃないのとつっこみを入れなくなった。

阪本氏の本がはじめての方には、おすすめかもれない。でも他の本を読んだことがある方には、あまりおすすめはできない。

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最近のカスタマーレビュー
文章が稚拙
いいことを言っているとは思うが、文章がとても稚拙で読み応えがない。
近作は読んでいないのでわからないが、もう少し勉強された方がよいのでは。
投稿日: 8か月前 投稿者: ジャーマン兄貴
タイトル以外は素晴らしい。
別にアメリカ式経営を批判しているだけの本ではありません。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/9 投稿者: 社内自由人
ビジネスの基本がわかる
題名と内容があまり一致していない感を受けるが、
ビジネスとはなにか、という基本が書かれている本だと思う。... 続きを読む
投稿日: 2004/1/1
忙しい人にこそ読んで欲しいです
ビジネス書に何を求めるかによりますが、時としてビジネスの指標として、ふと立ち返る所が必要となるときがあります。それは具体的な手順・手法とは違うように思えます。そう... 続きを読む
投稿日: 2003/1/23 投稿者: amehare
ビジネス書が読まれる訳
視点がしっかりしている点、事例の取り上げ方が的を得ている点は評価できます。けれども、ビジネス書は事象とか... 続きを読む
投稿日: 2001/10/23 投稿者: "ある中年"
生き方の処方箋にもなります
企業の在り様よりも、むしろ、これからの自分自身の生き方に思いを巡らしながら読みました。ある意味、企業の未来についても、最後は個人レベルの価値観が決めるんじゃないか... 続きを読む
投稿日: 2001/10/18 投稿者: Mori.Akihiko
バカ高い翻訳のマーケティング本を買うよりはるかに役に立つ!
外資系企業に勤務する私の周りには、この本に書かれているような「行き過ぎたアメリカン・マーケティング」が蔓延している。何をするにしろ「数字」と「手法」と「社内論理」... 続きを読む
投稿日: 2001/10/15 投稿者: "mmm"
何気ない日常の風景を切り取り、そこに独自のマーケティング理論を重ねてみせる
著者は、マーケティング・コンサルタントとしてアメリカで活躍中である。マーケティングとは、製品の販売やサービスを促進するための活動のこと。これまで数え切れないほど、... 続きを読む
投稿日: 2001/10/8 投稿者: 藤光 伸
拍手!拍手!拍手!
 情報処理業界に身をおく私ですが、日ごろから「ITは人を幸せにするか?」と言う疑問を持ち続けていました。... 続きを読む
投稿日: 2001/10/2
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