LP発売時は「3面ライブ、1面スタジオの残りテイク(アメリカ盤なので)」という中途半端な構成ゆえ、あまり評価していなかった本盤。なんせ前作ライブがロック史上に燦然と輝くあの "Seconds Out" なので、分が悪い。しかし!CD時代になってリマスターされ、しかも英国盤がデフォルトとなるに至り、事情は大きく変化。"In The Cage" に始まるオールドメドレーは、ものすごい勢いのアンサンブルが楽曲に新たな命を吹き込んでいる。よくいわれるフィルの声の軽さも、このパワフルな演奏にマッチ。そして、ラストの「It 〜 Watcher Of The Skies」のメドレー!これ、初めて聴いたときにはチビりそうになったべ。最後に興奮した客の声がモロにオン・マイクで入っているのだが、聴くたびにこの客に完全にシンクロしてしまう自分がいる。もともと凝ったジャケではなかったので紙ジャケ効果は弱いけど、ファンなら押さえておかねばなアイテムであることは間違いおへんえ、旦さん。