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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名著「イニシエーション・ラブ」を超える傑作かも,
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レビュー対象商品: スリープ (単行本)
どんでん返しもので絶大な人気を誇る「イニシエーションラブ」の著者、乾くるみ氏の6年ぶりとなる長編書き下ろし作品です。冷凍睡眠技術によって30年後に再び生を受けた14歳の少女の物語です。 ネタバレになるといけないので、詳細は控えますが、本作は、SFでもあり、ミステリー・サスペンスでもあり、恋愛小説でもある、様々な要素が詰め込まれた一冊です。 驚愕のラストは、やはり、乾くるみ氏の真骨頂と言えるでしょう。満を持して発表された本作は、読んで損無しと言える傑作に仕上がっています。 リーダビリティに溢れ、会話も背景もテンポ良く進んでいきます。次から次へページを送ってしまい、気がついたら読み終えてしまっていました。読後感も良く、テーマも秀逸。万人にお勧めできる作品だと思います。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
わかりやすいヒント,
By 来離転 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スリープ (単行本)
ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、名前の表示の仕方で、「ん?」ってなる読者はいると思う。漢字とカタカナで区別されてるんだけど、これ、バレバレだと思います。ミステリ読みつくしている人にはとくに。発想やトリックは確かに面白いんだけど、それ以外がダメです。登場人物に魅力がないし、面白い会話も出てこない。他の方も書かれていますが、主人公や主人公周辺の人物に、全然共感持てないんです。だから、主人公がどうなろうと、どうでも良いのです。これは本としては致命的です。この作家さんの出されている本で、唯一面白いキャラクターは、三部作に出てくる「太郎」だけだな。
5つ星のうち 5.0
行き過ぎた科学への警鐘,
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レビュー対象商品: スリープ (単行本)
「人は死んだらそこで終わり」という絶対的な常識を覆す冷凍睡眠装置によって、30年後の世界で生きることを許された少女の物語。物語の序盤は未来科学研究所という施設の役割や冷凍睡眠装置に関する説明が中心なのだが、中盤から後半にかけて展開が加速して最後まで一気に読ませる作品だった。冷凍睡眠装置の仕組みや30年後の世界の情勢や法律などディテールもきちんと描かれていたし、ラストに至るまでの構成も考え抜かれていた。驚愕のラストシーンは本書のサブテーマともいえる「行き過ぎた科学への警鐘」という意味でも考えさせられた。
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