スーパーカー、ナンバーガール、くるりといった新世代のバンドたちが次々と登場し、ドラゴンアッシュが"陽はまたのぼりくりかえす"をドロップしたあの時代。
全く恥ずかしい話ですが、僕は本当に日本の音楽シーンが変わると思ったんですよ。勿論、そんなことは起こりえるはずもなかったのですが。
今思えば、結局彼ら――特に、音楽性だけじゃなくバンドとしての完璧な佇まいを持ったスーパーカーとナンバーガールが、突然変異だったんですよね。
さて、10周年記念盤としてリリースされる本作は、"初期スーパーカーっぽい"という表現が使われるほどに、もはやジャンル化してしまっているほどの決定的なアルバムです。10年を経ても、日本のギターポップでこれ以上のものっていうのはいまだにないでしょう。
当時、たいして売れなかったのが凄い不思議でしたね。今回のリリースを期に、若いファンにも発見してもらえるといいなと思います。そして腰抜かすといい。
オリジナルを持ってる人向けの話。
リマスタリングされているんですが、微妙な変化です。でもその微妙さも、曲によっては必ずしも成功していないというか。あんまり良くなったっていう感じはしないですね。まぁその辺はそれぞれの耳で確認してください。
未発表音源。
デビューキット用の音源4曲は、アルバムのような一発録りではなくて、すでに2nd以降を予告するようなサウンドになっておりまして、下手したらアルバムバージョンより良いです。
関係者向けのライブ音源3曲は、とにかくとんでもなく最悪の演奏。こいつら本当に契約する気あんのか?っていう。なんせ歌詞すら憶えてきてないもの。最高。