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| 1. アヴェ・マリア(カッチーニ) |
| 2. アヴェ・マリア(J.S.バッハ/グノー) |
| 3. アヴェ・マリア(ビゼー) |
| 4. アヴェ・マリア(シューベルト) |
| 5. アヴェ・マリア(ストラヴィンスキー) |
| 6. アヴェ・マリア(サン=サーンス) |
| 7. アヴェ・マリア(モーツァルト) |
| 8. ヴォカリーズ(ラフマニノフ) |
| 9. クワイエット・メロディー(ラフマニノフ) |
| 10. トロイメライ(シューマン) |
| 11. G線上のアリア(J.S.バッハ) |
| 12. ソルヴェイグの歌(グリーグ) |
| 13. 子守歌(シューベルト) |
| 14. 子守歌(ブラームス) |
| 15. 子守歌(チャイコフスキー) |
| 16. サマータイム(ガーシュウィン) |
| 17. ハイランドの子守歌(シューマン) |
| 18. 子守歌(モーツァルト/フリース) |
たとえばシューベルトの「アヴェ・マリア」など、クラシックの多くの歌手が清冽(せいれつ)に歌おうとするところを、スラヴァは濃厚な情感をこめて歌う。カトリック教会よりは、もっと東方のロシア正教会を連想させる。それにエコーを加え、シンセサイザーのバーチャル感覚のあるアレンジと響き合うと、独特の危険な雰囲気あるサウンドが生まれるのだ。この個性には、人をやみつきにさせる、ある種の強烈さがある。
スラヴァの声は1995年以降、暗鬱(あんうつ)さを増し、癒しを求めていた日本の社会の雰囲気に見事にマッチした。スラヴァの日本デビューは、25万枚を超えるセールスを記録した代表作『アヴェ・マリア』(1995年11月)。続く『ヴォカリーズ』(96年10月)『ララバイ』(97年10月)といずれもがヒットしたが、本作は、それら3枚からのベストアルバム。CD-EXTRA仕様の映像(カッチーニ:アヴェ・マリア)も収録している。誰でも耳に覚えのあるポピュラーで親しみやすい曲ばかりがセレクトされていて、心に疲れと傷を抱えている人に、しみわたるようなスラヴァの魅力が堪能できる。プレゼントなどにはぴったりのアイテムだ。(林田直樹)
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