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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「正義の名の元に暴力を振るう快感」,
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レビュー対象商品: スマン!刑事(デカ)でごめんなさい。 (単行本)
ジャンル的には喧嘩小説というか、ケンカ自慢、ケンカのハウツー本みたいなものに入るのだと思うが、本人曰く「正義の元に暴力を振るえる快感」について、ここまで正直に語られた本はないと思う。どこまで経歴を信じていいのかわからないが、筆者は裕福な家に生まれ、小学校時代からケンカに明け暮れ、高校時代にはなぜかロンドンに留学、MI6にもスカウトされかかる。帰国して早大を卒業後、商社マンとなるが、ノンキャリの警官となるため退職したとのこと。これもどこまで信用していいのかわからないが、日本国内で日本と中国の公安がハデにやり合った後、CIAが手打ちのパーティを開くとか(pp.17-24)、警察庁の公安と法務省の公安調査局(公調)との暗闘(pp.40-43)などは情報として面白かった。手打ちパーティの件については「情報を流してやっただけに、後フォローはしっかりラングレーのみなさんがやってくれたのだ。まったく、これだから兄貴国には頭が上がらないんだよな。うちらって」(p.24)とか「公調に出向しただけで元同僚たちから見捨てられる。それぐらい公調は俺たち公安に嫌われていた」(p.42)という感想は新鮮。暴力団担当だった刑事が右翼担当の公安三課員となり"転んだ"組員の年収が3000万円ぐらいだと聞かされる場面なども面白かったかな。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
北芝健という人間を知ることができる好著,
By 林田力 (hayariki.net) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スマン!刑事(デカ)でごめんなさい。 (単行本)
本書(北芝健『スマン!刑事(デカ)でごめんなさい。』宝島社、2005年)は著者の自伝的な作品である。著者は警視庁元刑事にして、マンガ原作者もしているという異色の人物である。警察時代も交番勤務から刑事、公安警察まで勤めたという。その幅広い職務経験に基づき、著者は多くの著作を世に出してきたが、その中でも本書は体系だった自伝的要素の強い作品である。警察に入る前の喧嘩に明け暮れた愚連隊の日々やロンドン留学でのロマンスについても語られており、北芝健という人間を知ることができる好著である。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まさしく痛快作,
By まっどれー (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: スマン!刑事(デカ)でごめんなさい。 (単行本)
評判はあまり良くないようですが、個人的には実に痛快な作品でした。なぜなら、中学時代は再放送された「西部警察」の洗礼を受け、高校時代には「ダーティーハリー」や「フレンチ・コネクション」などの暴力刑事の作品ばかり見てきた私のツボにはまったからです。 北芝さんの本には矛盾点が多いなど、いろいろ言われていますが、楽しけりゃいいんですよ。小説の真髄は娯楽性なんですから。
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