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5つ星のうち 4.0
本当の笑顔とは・・・自分から生まれるもの, 2009/7/15
レビュー対象商品: スマイル 初回生産限定版 [DVD] (DVD)
松本潤が演じる役柄は漫画の原作物というイメージが強いが
今回の作品は偏見や差別、日本で生まれ育ったにも関わらず外国人というレッテルだけで受入れてもらえず、国籍の狭間で苦しむフィリピン男性(早川ビト)が題材になっていた。
アイドルの松本潤にとっては、差別や偏見は受けた事が無い感情であっただろうが、ビトの苦悩に近付くための役作りは放送回を重ねる毎に自然と深まっていた。ビトが受ける言われない偏見や差別に対しては考えさせられる場面が多かったが、反面彼を見守る家族のような弁護士(中井貴一)やはなちゃん(新垣結衣)町田フーズで働く従業員が、家族のように彼の事を信じて見守り続ける。また帰りを待ち続ける姿に気持ちが暖かくなった。
ビトはドラマの中で「笑顔でいるとひどい目に合わないんだ。」と言っていた、悲しい言葉だと感じた・・・だけど彼が笑顔を絶やさない事で周りに笑顔が生まれ周囲が変わっていった。
ビトを見ていると笑顔は前向きになる魔法の扉のようだった。
私たちが忘れがちになっている人との関わりや感情について引き出してくれるドラマです。是非アイドル作品とイメージを持たずに手に取って欲しい作品です。
50 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
触れる事を恐れずに。, 2009/9/9
レビュー対象商品: スマイル 初回生産限定版 [DVD] (DVD)
まず、最初に。
スマイルというタイトルに対して、内容が重たいです。
なので、精神的に余裕が無い方は、時間を置いて余裕が出来てから見られると良いと思います。
内容を詰め込み過ぎなんでは無いのかと正直な所、初見では思いました。
でも最終回を迎え、もう一度見てみると全て必要な事だったのだと思わされました。
正直な所、ビトの弱い部分に苛立ちを感じるかもしれません。
でも近年で良く見られるヒーローの様な“カッコイイ”を大部分に持っていないからこそビトが愛しくなりました。
酷く人間臭くて、不器用で、だからこそ人に優しく出来て笑顔の大切さを知っているビトと出会えて良かったです。
ありふれた何処にでも居るような青年で、ただハーフだというだけで色眼鏡をかけられる無意識の差別、悪意を持った差別など、普段の自分や周りを見返してみるきっかけを作ってくれた作品です。
最初は、潤クンが出るからというきっかけでした。
あらすじを読んで、興味を持ち、見始めて、辛くなって途中で見るのを止めてしまおうかと思った事もあります。
でも心の何処かに引っ掛かる部分があり、最後まで早川ビトという青年を見届けたいと素直に思えました。
そして、潤クンの凄さをまた一つ教えて貰えた作品です。
彼の作品は、お話が始まった瞬間、役の空気を持ち確かに其処に存在して最後まで役から抜ける事無く存在する凄さを改めて感じさせられました。
当たり前の事だけれど、難しい部分ですよね。
話が進むにつれて、確実に早川ビトという存在が揺るぎ無いものになっていきます。
見なおしてみて、一番最初の少しビトという人物の揺らいだ部分さえも全てビトで、必要だったのだと思わされます。
繰り返して見れば見るほど深みを増し、詰め込み過ぎた内容だと思えるものも全て必然なのだと気付かされます。
決して今のご時世、万人に受け入れられる様な内容じゃないけれど、興味を少しでも抱いたのなら、手に取って下さい。
荒探しをするのではなく、向き合ってみてください。
普段の自分を、周りを一度振り返って見つめなおすきっかけをくれる作品です。
人に優しくしたいと思える作品です。
26 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
松本潤・小栗旬の演技力に拍手!!, 2009/9/26
レビュー対象商品: スマイル 初回生産限定版 [DVD] (DVD)
一世を風靡した花より男子の松本潤・小栗旬。今回の役は全く正反対の役どころでしたが、それぞれ見事に演じ切って別の人格として目に映りました。二人の演技には拍手をおくりたいです。中井貴一さんの弁護士はちょっと個性が勝ってミスマッチな感じはありましたが、看守役の勝村政信さんのさりげない演技が、ドラマ全体を優しい雰囲気に仕上げてくれました。