何年も何年も松本潤さんのファンなのですが・・・TBSドラマ『スマイル』は観るにしのびないシーンも多く、録画のリピはおろか、DVDの購入もいまだしていませんでした。そんな折、今を盛りと花開いた嵐として平日のゴールデンタイムのバラエティー番組などに、彼は満面の笑みをたたえて登場するようになりましたが、実際には、彼の一番の魅力の一つは心中にそこはかとない悲しみを隠しながらも頑張って笑顔を作る、その表情の妙(みょう)ってのがありますよね。かつて同じTBSの『きみはペット』ではペットの彼、内心は泣きながらも一生懸命に笑顔を作り、しかも飼い主の手前、怒ったふりしてそれを包み隠す、という難しいシーンをこなしていて圧倒させられたもんですが、実際この方の表情は複雑怪奇で一秒の時間の中でさえ数個の異なる感情を表現する場合も多々あり、、、。あれから数年、妙齢となった彼、さらにその美しさにも磨きがかかり、新しい主演ドラマへの期待は大きかったのですが、、、。
このドラマ『スマイル』はストーリーや設定などについて世間でけんけんがくがく話題沸騰でした。しかし、中身のシーンシーンでは見事に彼のその表現力を使いこなしており、スマイルというインパクトもアピールも小さな主題のドラマながら、ファンのみならず広く深く支持されたのは事実です。
時は流れ冬になり、その絶妙な笑顔がとても懐かしくなり、思い切ってこのサントラを手にしました。山下さんというメロディーメーカーの力量には改めてびっくり。松潤の繊細さ、情感の豊かさを表現して余りある切なく美しいメロディーの数々、チェロで奏でる悲愴感溢れる音で悲しいことはより悲しく感じられ、しの笛とヴォイスも特徴的。我が家のチワワのマイキー号さえしばし歩みを止め座って音の方を見やり目に涙をためていたような、、、。
微笑しぐれはその19曲の中の一つの曲のタイトルですが、微笑しぐれって、まさに嵐の松潤のタイトルに似つかわしくないでしょうか。仏教では和顔愛語(わげんあいご)と言いますが、ファンなら知る、あの若さで慈愛というものを日常実現して唇に笑みをたたえ、話す言葉に愛が溢れる、そんな彼が存在する場所は空気さえも透明に澄み渡り、微笑が嵐のごとく降り注いでいるわけで!
なかなか簡単にコンサートに入れないような時代になってしまったのだけれど、その微笑しぐれ降り注ぐ場所に、また早く足を運べる時がきますよう。