「Jimbo XXX」シリーズでお馴染みの Abraham Laboriel (Ba, Vo)とOtomaro Ruiz (P, Key, Vo) をコアメンバーに,前作に引き続いての Allen Hinds (Gt, Vo) と,今作では Gt & Vo に Carl Verheyen を迎えて,曲によってはツインギターが楽しめます.
本アルバムのハイライトは何といっても 4. "Tokyo Cool".タイトル通りのクールなリフに乗った神保氏のドラムをオープニングに,ツインギター+シンセの疾走感あふれるテーマ.Otomaro の流麗なピアノソロの後は,Allen と Carl の熱い熱いギターバトル! ここぞというところで発動する速弾きにテンションがあがります.続いて Abraham のファンキーなベースソロ.ブリッジを挿んでテーマに戻り,最後はイントロのリフに乗せて叩きまくる神保氏のドラムソロ! 思わず「フュージョン万歳!」と叫びたくなるご機嫌な曲です.
他にも,アフリカの雄大な大地が目に浮かぶタイトル曲 1. "Smile Smile",シンセ+ピアノの神秘的なメロディにオーロラゆらめく空が見えてくるような 5. "Muse",ピアノとガットギターとフィーチャーした哀愁漂うラテンナンバー 6. "Shade of the Summer",メロウなクリーントーンギターとゆったりしたグルーヴが心地よい 8. "It's My Time" など,バラエティに富んだサウンドで全く飽きさせません.
今回も期待を裏切らない神保ミュージックでした.これだけクオリティの高い音楽を毎年コンスタントに提供し続ける神保氏の才能にはただただ驚くばかりです.前作のレビューでも書きましたが,是非このメンバーでのライヴを聴きたいです.
欲を言えば,Otomaro のエレピが聴けなかったのが残念です.Jimbomba での彼のエレピが素晴らしくてすぐにファンになってしまったので….いや,もちろん本作で聴けるアコピも素晴らしいですよ.