スポーツには我慢比べの要素があります.
ですが,人はなぜ我慢をしてまでスポーツをするのか?
それは,スポーツで得られる達成感が「楽しい」からです.
野球を例に取れば,ホームランを打って「楽しい」,
相手を三振に打ち取って「楽しい」,
そう思えるから,またそうなりたいから
苦しい走り込みにも耐えられるわけです.
したがって,スポーツの本質は「楽しい」ことであって
けっして「苦しいことを我慢する」ことではありません.
玉木氏はこの「楽しさ」こそ忘れてはならない大事な要素であると主張しています.
もし「苦しいことを我慢する」ことをスポーツの本質だと思ってしまうと
親や教師から強制されてやる本人にとっては苦しいだけのトレーニングもスポーツだということになってしまいます.
そうではなくて,自分が楽しいからやる,やりたいからやる.
それが大事なことなんだと.
それが玉木氏の「スポーツの本質とは遊びである」という言葉の意味だと思います.