自分でスポンジケーキを焼くと、ふくらんでいるようだし、それなりにうまくいっていると勝手に思っていました。しかし、それは自分のものだけしか食べていないからです。あるとき、同じ材料とレシピでプロが作ったものとを食べ比べる機会がありました。そのときに、あまりに自分のケーキのできの悪さに悲しくなりました。 同じ材料を使っても、混ぜ方ひとつでケーキのできは変わります。 この本を読んで、お菓子の場合、コツを知っているか、しらないかで、出来栄えが変わることがわかりました。 いいかえれば、コツを知るだけで、ぐんと上手になるものです。 お菓子は生地の状態の見極めが大切なのに、それを写真で伝えることは難しいと思います。 どう見極めるかというところを、重点的に書いてくれているこの本は、他の、ただ作り方のプロセスを追った本とは違い、ためになりました。