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スペインのBARがわかる本―グラナダ・バルの調査記録報告書
 
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スペインのBARがわかる本―グラナダ・バルの調査記録報告書 [単行本]

川口 剛
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

スペインのBARに魅せられ、スペインで最も魅力ある文化の一つだと信じて疑わない著者。朝から晩までBARに入り浸り、飲んでは尋ね、食べては調べ、観ては考えた記録。

出版社からのコメント

日本でも注目されつつあるBARの文化。集えば、みな仲間。
BARがスペインで最も魅力ある文化と信じる著者の徹底ルポ。
旅行ガイドにはないスペイン案内です。

登録情報

  • 単行本: 159ページ
  • 出版社: バルク・カンパニー (2005/04)
  • ISBN-10: 493910012X
  • ISBN-13: 978-4939100123
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 115,161位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Olvido
形式:単行本
この本は真面目にして肩の凝らないスペインのバルガイドブック。スペインのバルについてまとめた本ってそういえばこれまでなかったな。その意味で大変目のつけどころが良い。しかも、目のつけどころが良いだけに終わっていない。この本の面白さはつぶさな調査と分析力にある。

筆者はバル調査の地にグラナダを選ぶ。その理由。「一つは約30万人の人口を持つグラナダという街が、大都市特有の治安の悪さを有するほどには大きすぎず」なおかつ「その一方で都市独特の猥雑性が失われるほどに小さすぎず」しかもひとりの調査にはちょうど良い面積であると考えたからだそうである。全くその通り。しかも、最もわたしが膝頭を打った箇所は「都市の猥雑性」という表現である。あー、がぜん、突然、わたしも1ヶ月くらいグラナダに住んでみたくなった!

バルの立地の分類や、タパスの調査も面白いが、ハイライトはバルに集うおやじ達の行動調査。なんといってもバルの妙はハシゴの妙に尽きる、のではあるが、だからといってあろうことか、ある特定のバルを出た客が次にどこへ行くか、なんとひとりずつ追跡調査を行い、行動分布図を作成したのである。(よく野生動物の調査なんかで行われるように。)その根性には恐れ入ります。発想の面白さを確信していたからこそやり遂げることが可能だったのだろう。

前書きを読めば著者の川口さんは都市学やコミュニティ論を勉強していた人らしい。なるほどね!これまでスペインに長期滞在する日本人といえば、画家とかフラメンコダンサー、ギタリスト、またはテキヤさん(?)などある意味視点が似てそうな人種が多かったのだが(ちなみに私もスペイン在住経験者です)、コミュニティ論がバルと出会うとこんなに面白いことになるのである。

かく言うわたしも毎年マドリッドに行く目的は、バルで無駄な時間を過ごすため、と言っても過言ではないくらい。
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 存在しないIDです VINE™ メンバー
形式:単行本
いわゆる「第3の場所」としてのコミュニティレストランやカフェ、バーへの注目が集まる中で、本書はそのひとつのモデルとしてのスペインのバルを取り上げた、興味深い本となっています。

著者の川口剛氏は都市計画・建築に関する勉強を大学でされ、スペイン滞在経験の後、現在は食とまちづくりを考えるNPO「まちばる」を札幌で主催しているという経歴の持ち主です。
著者はスペイン・グラナダのバルを回り、店の造りやメニューから来客の行動調査まで、ひたすらバルのもつ独特の空間とそこを訪れる人々を描き出します。
そして著者は、地域のコミュニティの一部としてのバルの重要性を発見していきます。

タイトルからは堅い調査論文を思い浮かべる方もおられると思いますが、本書は決してとっつきにくい本ではありませんし、かといって底が浅いわけでもありません。単に読み物として面白いだけでなく、コミュニティ論・まちづくり論の面からも数多くの知見が得られるかと思います。

もちろん、「そういった堅い話題はどうでもいいから、スペインに興味があるんだ」という方にもお勧めです(笑。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By keroko
形式:単行本
スペインの風土、人、生活、町並みが、スペインのバルという切り口からよく伝わりました。なんだかむしょうにスペインに行ってみたくなりました。スペインに行ったことがある人は、思い出がよみがえるのではないでしょうか。紀行文として読んだり、バルという店作りという視点から読んだり、はたまたスペインの食に注目したり。
視点を変えて何度も読める楽しい本はなかなか珍しいと思います。
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