横スクロールのPCエンジンオリジナルのシューティングゲームです。ストーリーは正直言ってガンダムの影響をかなり受けていると思います。地球に住む人と、半ば無理やり火星(宇宙)に移住させられた人との争いを描いたものであり、「宇宙世紀を題材としたガンダム」が好きな人にはすぐになじめる内容だと思います。
このゲームの特徴は、そのストーリーがビジュアルシーンだけでなくシューティングゲーム中にも、登場人物のセリフとして音声とテキストで語られることでしょう。それまでのシューティングゲームのストーリーや設定は、マニュアルで説明されていたりオープニングビジュアル&エンディングで語られる程度でしたが、このゲームではステージ冒頭や途中で上官の指示を受けたり、ステージ終盤にボスとなる戦艦と交信したりと、打つだけではないので物語が気に入れば楽しめると思います。ちなみにストーリーは1本道で、命令に背いたりすることはできません。
ただ、基本的にセリフが再生される時は、シューティング画面が一時停止してキャラクターの会話になります。そうでない場面(ゲーム画面が進行しながらのセリフ)もありますが、当然テンポはかなり悪いです。これを回避するために純粋なシューティング(音声もテキストも無し)にするモードと、音声を再生せずテキストのみで物語が進むモードもありますが、初プレイで純粋シューティングモードにすると、いきなり味方が襲ってくるのでびっくりすると思います。あと、ほとんどのシーンで喋りますがフルボイスではありません。
難易度はそれほど高くないです。自機はライフ制でかつ時間とともに回復しますし、中盤からは武装パックを選択できるようになるので、上手に選べば割と楽にクリアできると思います。ハードモード以上の難易度なら、真のエンディングに辿りつけます。
古いゲームですし演出も現代のものに比べると地味ですが、当時ではPCエンジンのCD−ROMだから出来たシューティングと言うことで、まずまずの良作だと思います。個人的にはBGMも好きです。