登録情報
|
| ディスク:1 | |||
|---|---|---|---|
| 1. イントロ |
|
||
| 2. ゲットーミュージック |
|
||
| 3. アンハッピー |
|
||
| 4. ボウタイ(FEATURING SLEEPY BROWN&JAZZE PHA) |
|
||
| 5. ザ・ウェイ・ユー・ムーヴ(FEATURING SLEEPY BROWN) |
|
||
| 6. ザ・ルースター |
|
||
| 7. バスト(FEATURING KILLER MIKE) |
|
||
| 8. ウォー |
|
||
| 9. チャーチ |
|
||
| 10. バンブー(INTERLUDE) |
|
||
|
| |||
| ディスク:2 | |||
| 1. ザ・ラヴ・ビロウ(INTRO) |
|
||
| 2. ラヴ・ヘイター |
|
||
| 3. ゴッド(INTERLUDE) |
|
||
| 4. ハッピー・ヴァレンタインズ・デイ |
|
||
| 5. スプレッド |
|
||
| 6. ウェア・アー・マイ・パンティーズ? |
|
||
| 7. プロトタイプ |
|
||
| 8. シー・リヴス・イン・マイ・ラップ(FEATURING ROSARIO DAWSON) |
|
||
| 9. ヘイ・ヤ! |
|
||
| 10. ローゼス |
|
||
|
| |||
この2枚の中では、アンドレ3000によるディスク「The Love Below」のほうが多彩な要素を含んでいる。アンドレは、意欲的なファンク/ソウル/ジャズ・ヴォーカリストとしての顔を見せることでMCとしての実力を証明した。主なテーマは愛(「Happy Valentine's Day」)、肉欲(「Spread」)、女性崇拝(「Prototype」)。ビッグ・バンドをフィーチャーした感傷的な「Love Hater」と古臭いカヴァー曲(「My Favorite Things」)を除けば、アンドレのディスクは変態的(ほめ言葉)といえるだろう。
予想どおりというべきか、ビッグ・ボーイによるディスク「Speakerboxxx」は、「The Love Below」よりもアーティスティックな性格は弱く、ギャングスター色と世俗臭は強い。また、それほど先鋭的ではないアトランタのクールなラッパーたち――リル・ジョン&ザ・イーストサイド・ボーイズ(「Last Call」)やジェイ・Z(「Flip Flop Rock」のフックで見事なライムを披露)――をフィーチャーしている。ちなみにアンドレは、ビッグ・ボーイと違ってコラボレーションには消極的で、ノラ・ジョーンズと1回(クールだがエネルギッシュな「Take Off Your Cool」)、ケリスと1回組んでいるだけだ。「GhettoMusick」で、ビッグ・ボーイはエレクトロ・ビートに乗り、アップ・テンポなラップをダーティーな南部なまりで展開させる。「Reset」でシー・ローが登場する頃には、「Speakerboxxx」も「The Love Below」も感動的な堂々たる作品として受け入れられるだろう。残りの23パーセントに至っては、もうひたすら驚異的というしかない。(Dalton Higgins, Amazon.com)
相変わらず早口ラップが心地いいビッグボイは、それを最大限に生かし、ヒップホップの王道を貫くような作品。対して、アンドレ3000はラップはほとんどせず、歌ったり、更にはインスト作品だったり色々なモノを取り入れた面白い作品に仕上がっている。
ふと思うのが、今のヒップホップの姿が、このようにまさに二極化していると思うのだ。
|
|
|